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原東遺跡第3次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71446
引用表記 大成エンジニアリング株式会社 2015 『神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書36:原東遺跡第3次調査』大成エンジニアリング株式会社
大成エンジニアリング株式会社 2015 『原東遺跡第3次調査』神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書36
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ファイル
書名 原東遺跡第3次調査
発行(管理)機関 神奈川県教育委員会 - 神奈川県
書名かな はらひがし いせき だい3じ ちょうさ
副書名 中野高区第2揚水ポンプ所築造工事に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 36
編著者名
編集機関
大成エンジニアリング株式会社
発行機関
大成エンジニアリング株式会社
発行年月日 20151104
作成機関ID
郵便番号 1620045
電話番号 0352853155
住所 東京都新宿区馬場下町1番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 原東遺跡
遺跡名かな はらひがしいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県相模原市緑区小倉字原270番地1
所在地ふりがな かながわけんさがみはらしみどりくあざはら270ばんち1
市町村コード 14151
遺跡番号 相模原市№284
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353508
東経(世界測地系)度分秒 1391743
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.585555 139.295277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140930-20150302
調査面積(㎡)
1625
調査原因 中野高区第2揚水ポンプ所築造工事
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
近世(細分不明)
主な遺構
畝状遺構-1(近世以降)
竪穴住居址-9(縄文)
竪穴状遺構-2(縄文)
配石-3(縄文)
屋外埋設土器-2(縄文)
焼土址-2(縄文)
土坑-38(縄文)
陥し穴-18(縄文)
炉穴-6(縄文)
ピット-52(縄文)
主な遺物
土器(縄文)
土製品(縄文)
石器(縄文)
ナイフ形石器(旧石器)
特記事項 中期勝坂式から加曽利EⅢ・曽利Ⅲ式期までの竪穴住居址9軒を発掘。中期後半の立石を発見。配石から中期週末下伊那唐草文形土器の出土。早期陥し穴、炉穴の発見。
要約 本調査地点は周知の遺跡である原東遺跡の範囲で、第2次調査の西側隣接地に位置し、今回は第3調査である。本遺跡は相模川上流域の右岸で城山東裾部の台地上に立地し、神奈川県相模原市緑区小倉字原270番地1に所在する。調査の結果、遺跡は近世以降の畝状遺構、縄文時代の竪穴住居址・竪穴状遺構・配石・屋外埋設土器・焼土址・土坑・陥し穴・炉穴・ピットが発見された。遺物は旧石器時代の石器、縄文時代の土器・土製品・石器が出土した。今回の調査で確認された9軒の竪穴住居址は、第2次調査で想定されている直径50~60mの規模を呈する環状集落を構成する竪穴住居址軍に含まれるものか判断は出来なかった。陽原面(原1面)の台地上に展開する環状集落の一部分である可能性も考えられる。また、縄文早期の遺構は陥し穴は近隣の遺跡から多数確認されていることから、早期では本遺跡周辺の台地上が狩猟場として広く利用されていたことが考えられる。

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