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三ノ宮・下木津根遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25049
引用表記 かながわ考古学財団 2009 『かながわ考古学財団調査報告245:三ノ宮・下木津根遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2009 『三ノ宮・下木津根遺跡』かながわ考古学財団調査報告245
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ファイル
書名 三ノ宮・下木津根遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな さんのみや しもきつね いせき
副書名 県道63号(相模原大磯線)交通安全施設等整備事業に伴う発掘調査
巻次 1
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 245
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20090910
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
情報源上の表示がないため、巻次は推定により補記
所収論文
所収遺跡
遺跡名 三ノ宮・下木津根遺跡
遺跡名かな さんのみや・しもきつねいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市三ノ宮1−6
所在地ふりがな かながわけんいせはらしさんのみや1−6ほか
市町村コード 14214
遺跡番号 106
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352252.96
東経(世界測地系)度分秒 1391801.54
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.381377 139.300427
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20081016-20081226
調査面積(㎡)
155
調査原因 県道63号(相模原大磯線)交通安全施設等整備事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴状遺構
道状遺構
畝状遺構
溝状遺構
土坑
主な遺物
陶磁器
金属製品
石製品
特記事項 現県道に沿う形で近世の道状遺構の硬化面3面を検出。
種別
集落
散布地
時代
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴状遺構
土坑
主な遺物
土師器
金属製品
特記事項 銅製の方形責金具が出土。
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴住居址
溝状遺構
土坑
主な遺物
弥生土器
須恵器
土師器
金属製品
石製品
特記事項 古墳時代中期末の竈及び須恵器・筒形器台、古墳時代前期の北陸系装飾器台などが出土。
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
ピット
主な遺物
縄文土器
特記事項 貝殻条痕文土器が出土。
要約 [三ノ宮・下木津根遺跡 要約]
三ノ宮・下木津根遺跡は板戸川に開析された伊勢原台地南東端部に立地し、縄文時代、弥生時代後期〜古墳時代後期、古代、近世と複数の時代にわたる遺構・遺物が確認された。近世の道状遺構に壊されているものの古墳時代の住居址が重複して確認されている。特に古墳時代中期末〜後期初に位置づけられる竪穴住居址に竈が造り付けられていることや破片ではあるが筒形器台が出土したことなどは特筆される。また遺構外ではあるが、古墳時代前期の北陸系装飾器台が出土するなど、この地域における集落の展開と交易、交流の在り方を解明する上で貴重な資料と評価できる。 

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