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小原台堡塁跡・小原第3遺跡 第1次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70730
引用表記 公益財団法人かながわ考古学財団 2015 『かながわ考古学財団調査報告313:小原台堡塁跡・小原第3遺跡 第1次調査』公益財団法人かながわ考古学財団
公益財団法人かながわ考古学財団 2015 『小原台堡塁跡・小原第3遺跡 第1次調査』かながわ考古学財団調査報告313
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ファイル
書名 小原台堡塁跡・小原第3遺跡 第1次調査
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな おばらだいほうるいあと・おばらだい3いせき だい1じちょうさ 
副書名 防衛大学校食堂棟新設に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 313
編著者名
編集機関
公益財団法人かながわ考古学財団
発行機関
公益財団法人かながわ考古学財団
発行年月日 20151222
作成機関ID
郵便番号 2320033
電話番号 0452528689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小原台堡塁跡・小原第3遺跡
遺跡名かな おばらだいほうるいあと
本内順位
遺跡所在地 神奈川県横須賀市走水1-10-20防衛大学校内所在
所在地ふりがな かながわけんよこすかしはしりみず1-10-20ぼうえいだいがっこうないしょざい
市町村コード 14201
遺跡番号 466・477
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351537
東経(世界測地系)度分秒 1394324
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.260277 139.723333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100316-20121015
調査面積(㎡)
7460
調査原因 防衛大学校食堂棟新設
遺跡概要
種別
その他
時代
明治
大正
主な遺構
煉瓦・コンクリート構造物10
空壕1
土塁1
塹壕6
竪坑1
爆破痕13
土坑5
ピット1
主な遺物
陶磁器
煉瓦
土管
石製品
鉄製品
木製品
ガラス製品
特記事項 小原台堡塁跡関連遺構
煉瓦・コンクリート等構造物の数には、神奈川県教育委員会立会調査の検出2基も含む。

遺跡名かな:おばらだいほうるいあと・おばらだい3いせき
種別
散布地
時代
江戸
主な遺構
溝状遺構1
主な遺物
陶磁器
土製品
特記事項
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
炉穴5
遺物集中2
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項
要約  小原第3遺跡(横須賀市№466)・小原台堡塁跡(横須賀市№477)は三浦半島の東端付近にあたる。北側に東京湾が面する小原台台地上の平坦面に立地する。
 調査では縄文時代早期から前期初頭を中心とした遺物集中と炉穴、近世の溝状遺構を検出した。これらの時代の遺跡は、調査範囲の北側の崖線付近に集中しており、他の範囲は明治期時代の小原台堡塁構築に伴うと考えられる削平を受け、遺存状態は良好とはいえない。
 一方、調査成果で中心となる近代明治期の小原台堡塁は、煉瓦・コンクリート構造物の上屋部分は大正期の爆破演習や昭和期の開発に伴い消失していたものの、地下空間部分については良好な状態で依存していることが観察された。くにの指定遺跡となった猿島砲台跡や千代ヶ崎砲台跡のほか、東京湾を囲む三浦半島や房総半島には、明治期の富国強兵政策により多くの軍事施設が構築され、今日一部の軍事施設が保存されている。またその一方では、昭和期の軍事利用や戦後の開発に伴ってやはり多くの施設が記録保存を含む保護措置がなされないまま消滅している。そうした中、小原台堡塁跡の発掘調査により、当該期の土木・建築技術の一端と、大正年間に行われた軍事演習の様相を明らかにしたことは極めて貴重な成果である。

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