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発行機関一覧 (都道府県別) > 神奈川県 > (公財)かながわ考古学財団 > 東富岡・南三間遺跡第2次調査/東富岡・北三間遺跡第3地点/東富岡・東之窪遺跡

東富岡・南三間遺跡第2次調査/東富岡・北三間遺跡第3地点/東富岡・東之窪遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115220
引用表記 かながわ考古学財団 2020 『かながわ考古学財団調査報告322:東富岡・南三間遺跡第2次調査/東富岡・北三間遺跡第3地点/東富岡・東之窪遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2020 『東富岡・南三間遺跡第2次調査/東富岡・北三間遺跡第3地点/東富岡・東之窪遺跡』かながわ考古学財団調査報告322
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ファイル
書名 東富岡・南三間遺跡第2次調査/東富岡・北三間遺跡第3地点/東富岡・東之窪遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな ひがし とみおか みなみ みま いせき だい2じ ちょうさ ひがし とみおか きた みま いせき だい3ちてん ひがし とみおか ひがしのくぼ いせき
副書名 新東名高速道路建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 322
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20201225
作成機関ID
郵便番号 2320033
電話番号 0452528689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 東富岡・南三間遺跡第2次調査
遺跡名かな ひがしとみおかみなみみまいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市東富岡240ほか
所在地ふりがな かながわけんいせはらしひがしとみおか
市町村コード 14214
遺跡番号 160
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352440
東経(世界測地系)度分秒 1391840
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.411111 139.311111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140104-20140331
20140716-20150331
20170916-20171130
調査面積(㎡)
5088
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡1
集石5
土坑11
主な遺物
土器
石器
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
土器
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡2
掘立柱建物跡1
土坑10
溝1
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
鉄製品
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物20
竪穴状遺構13
地下式坑7
井戸14
土坑108
土坑墓3
溝15
焼土址10
集石1
帯状遺物集中1
掘立柱建物跡1
ピット群
主な遺物
陶器
磁器
瓦質土器
かわらけ
土製品
石製品
鉄製品
銅製品
木製品
羽口
鉄滓
人骨
獣骨
種子
特記事項 猿形土製品や罫書き銘の石硯など。銭貨鋳型とともに鉄滓、羽口が多量に出土。
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
畝状遺構4
段切り遺構1
土坑10
溝1
ピット群
主な遺物
陶磁器
石製品
金属製品
木製品
羽口
鉄滓
特記事項
遺跡名 東富岡・北三間遺跡第3地点
遺跡名かな ひがしとみおかきたみまいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市東富岡地先
所在地ふりがな かながわけんいせはらしひがしとみおかちさき
市町村コード 14214
遺跡番号 160
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352440
東経(世界測地系)度分秒 1391835
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.411111 139.309722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140201-20140215
調査面積(㎡)
120
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
横穴
時代
古墳
主な遺構
横穴墓2
主な遺物
特記事項 羨道から前庭部の調査
遺跡名 東富岡・東之窪遺跡
遺跡名かな ひがしとみおかひがしのくぼいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市東富岡ほか
所在地ふりがな かながわけんいせはらしひがしとみおかほか
市町村コード 14214
遺跡番号 153
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352447
東経(世界測地系)度分秒 1391840
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.413055 139.311111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130216-20140331
調査面積(㎡)
511
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
集石1
主な遺物
土器
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
主な遺物
須恵器
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土坑11
ピット群
主な遺物
特記事項
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
畝状遺構1
溝1
主な遺物
陶磁器
かわらけ
特記事項
要約  東富岡・南三間遺跡は歌川右岸の富岡丘陵東斜面に立地し、中世を中心として、縄文時代、古墳時代、奈良・平安時代、近世と複数の時期にわたり遺構・遺物が確認された。近世以降では、宝永火山灰の二次堆積土を覆土とする畝状遺構が確認された。低湿地際から杭列を伴う近世~近代の段切りが検出されたことから、湿地を活用した活動が営まれていたと推定される。一方、第1次調査区に続き鉄滓や羽口が多量に出土したことは近世以降の製鉄関連遺構の存在が想定される。
 中世の各遺構は谷奥の崖線から緩斜面にかけて分布している。居住空間と推定される遺構よりも作業場等と想定される遺構が多く見られることや遺物として鉄滓が多量に出土することを合わせて考えると、この谷間の空間は製鉄に携わる人たちの残した遺構群と推定される。出土品としては、銭貨の鋳型・模鋳銭や猿形土製品などの特殊遺物が竪穴状遺構から出土する。また、罫書きされた石硯は貴重な文字資料であり、この地の中世史を語る上で重要な発見である。
 東富岡・北三間遺跡は平成2~3年度に調査した横穴墓2基の前庭部の調査である。玄室から前庭部の一部までは前回調査されており、今回はH3・H4号墓からは前庭部石積みの一部を確認した。
 東富岡・東之窪遺跡からは、中世の土坑が確認され、東富岡・南三間遺跡、北三間遺跡で発見された中世の遺構群の北への広がりが確認された。

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