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鈴木遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131921
引用表記 共和開発株式会社 2015 『小平市埋蔵文化財発掘調査報告書52:鈴木遺跡』野村不動産株式会社
共和開発株式会社 2015 『鈴木遺跡』小平市埋蔵文化財発掘調査報告書52
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ファイル
書名 鈴木遺跡
発行(管理)機関 小平市 - 東京都
書名かな すずきいせき
副書名 鈴木町一丁目390番6地点
巻次
シリーズ名 小平市埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 52
編著者名
編集機関
共和開発株式会社
発行機関
野村不動産株式会社
発行年月日 20150227
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所 東京都府中市若松町2-8-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 鈴木遺跡
遺跡名かな すずきいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都小平市鈴木町
所在地ふりがな とうきょうとこだいらしすずきちょう
市町村コード 132110
遺跡番号 3
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354310.38
東経(世界測地系)度分秒 1392958.1
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.71955 139.499472
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130403-20130509
20130517-20131130
調査面積(㎡)
1371
調査原因 宅地造成
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
主な遺構
ブロック
礫群
主な遺物
尖頭器
ナイフ形石器
角錐状石器
鋸歯縁削器
抉入削器
二次的剥離のある剥片
不規則剥離のある剥片
剥片
調整剥片
削片
石核
敲石類
特記事項 尖頭器、小形のナイフ形石器、特徴的な抉入状の部位を持つ石器(抉入石器)が出土している。
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
陥穴
ピット
炉穴
土坑
主な遺物
縄文土器(前期)
石鏃
特記事項
種別
集落
散布地
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構
段切り遺構
土坑
主な遺物
陶器(土瓶、碗、灰皿)
磁器(卸器、碍子)
鉄滓
特記事項
要約  鈴木遺跡鈴木一丁目390番6地点の発掘調査では、旧石器時代の立川ロームⅣ層上部の第1文化層、Ⅳ層下部の第2文化層、Ⅴ層上部の第3文化層、Ⅸ層下部の第4文化層が検出された。第1文化層からは、6基のブロック、3基の配石、1基の礫群を検出した。1号ブロックは944点の黒曜石を主体とした石器群が集中して出土した。このブロックからは尖頭器、小形のナイフ形石器の他に特徴的な抉入状の部位をもう石器(抉入削器)がまとまって出土している。第2文化層からは、6基のブロック、6基の礫群を検出した。角錐状石器、切出形や様々な形態のナイフ形石器、掻器などが出土している。垂直分布に幅があり、さらに下層に分布が広がることが確認されている。文化層については2分される可能性も示唆される。第4文化層からは、1基のブロックを検出した。総点数で14点と出土数は少ないが、ほとんどが同一母岩の黒曜石であり、両面に面的な二次剥離を加えた台形石器1点が含まれている。ブロックは調査区外に広がっている可能性が考えられ、周辺の調査に期待がかかる。近世以降では、「鈴木田用水」やこの関連の枝線の水路に対比される可能性の考えられる溝状遺構、段切り遺構が検出された。規模の面から用水の本流と考えられるのは段切り遺構のみでるが、そのルートについては周辺での延長ルートの確認が必須である。今後の調査が期待される。

20130403-:試掘調査、20130517-:本発掘調査。

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