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駒込神明町貝塚第3地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/48074
引用表記 文京区教育委員会・テイケイトレード株式会社埋蔵文化財事業部 2014 『B-145:駒込神明町貝塚第3地点』文京区役所
文京区教育委員会・テイケイトレード株式会社埋蔵文化財事業部 2014 『駒込神明町貝塚第3地点』B-145
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ファイル
書名 駒込神明町貝塚第3地点
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな こまごめしんめいちょうかいづかだい3ちてん
副書名 駒込備蓄倉庫等建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-145
編著者名
編集機関
文京区教育委員会・テイケイトレード株式会社埋蔵文化財事業部
発行機関
文京区役所
発行年月日 20141226
作成機関ID
郵便番号 112-8555
電話番号 03-5303-1305
住所 東京都文京区春日1-16-21
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 駒込富士神社の成立と歴史的展開
英語タイトル
著者
中山 学
ページ範囲 41 - 53
NAID
都道府県 東京都
時代 近世(細分不明) 近代(細分不明)
文化財種別
遺跡種別 社寺
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ 編年
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 駒込神明町貝塚
遺跡名かな こまごめしんめいちょうかいづか
本内順位 1
遺跡所在地 東京都文京区本駒込5丁目7-19
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくほんこまごめごちょうめ
市町村コード 13105
遺跡番号 27
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354350.5
東経(世界測地系)度分秒 1394506.0
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.730694 139.751666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140421-20140526
調査面積(㎡)
100.6
調査原因 駒込備蓄倉庫等建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
江戸
主な遺構
溝1
土坑9
植栽痕3
柱穴2
ピット13
性格不明遺構1
主な遺物
磁器
陶器
炻器
土器
土製品
金属製品
木材・繊維製品
骨角製品
石製品
自然遺物
壁土・漆喰
中世以前遺物
近代以降遺物
特記事項
種別
社寺
時代
近代(細分不明)
主な遺構
溝2
土坑6
ピット52
主な遺物
磁器
陶器
炻器
土器
土製品
金属製品
木材・繊維製品
骨角製品
石製品
自然遺物
壁土・漆喰
中世以前遺物
近代以降遺物
特記事項
要約  本調査地点は、近世から昭和40年代頃までは富士神社境内の南東隅にあたると推定される。富士神社は、戦国期から当該地に存在した可能性があるが、創建時期やそれ以前の様相については明確ではない。社殿のある塚状の高まりは、瓢形の形状から前方後円墳の可能性が指摘されているが、現時点では発掘調査等は行われていないため不詳である。古墳の墳丘を基にして塚が築かれたとも考えられ、中世以来の富士塚の可能性も考えられる。今回の調査では、近世および近代以降の遺構・遺物が検出された。また、遺構や盛土中の混入物として中世以前の遺物も出土した。近世では、18世紀中葉から後葉の溝状遺構・土坑・植栽痕、19世紀前葉から中葉の土坑・柱穴などが検出され、主に土坑から陶磁器・土岐・瓦などが出土した。近世において本調査地点は、これまで絵図等に示されていたように林・小建物のような構造物があった可能性が推測されるほか、土採りや廃棄の場としても利用されていたことが確認できた。これらの成果は、富士神社境内の土地利用のあり方や、いわゆる「場末」とされる当該地周辺の土地利用のあり方を考える上でも重要であると思われる。

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