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発行機関一覧 (都道府県別) > 東京都 > 文京区 > 東京都文京区 団子坂上遺跡

東京都文京区 団子坂上遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/88644
引用表記 株式会社CEL 2020 『B-173:東京都文京区 団子坂上遺跡』野村不動産株式会社他
株式会社CEL 2020 『東京都文京区 団子坂上遺跡』B-173
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 東京都文京区 団子坂上遺跡
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな とうきょうとぶんきょうく ゆしまよんちょうめいせき
副書名 (仮称)千駄木一丁目計画に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-173
編著者名
編集機関
株式会社CEL
発行機関
野村不動産株式会社
株式会社CEL
発行年月日 20200730
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 団子坂上遺跡
遺跡名かな だんござかうえいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都文京区千駄木1丁目23番2・10・11号
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくせんだぎ1-23-2・10・11
市町村コード 13105
遺跡番号 97
北緯(日本測地系)度分秒 354317
東経(日本測地系)度分秒 1394550
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7246 139.7607
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190214-20190629
調査面積(㎡)
1253.85
調査原因 集合住宅新築工事
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
近世(細分不明)
主な遺構
炉跡・礫群5
主な遺物
(旧石器時代)剥片・礫
(旧石器時代)礫
特記事項 包蔵地
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
陥穴・土坑・ピット10
主な遺物
縄文土器
打製石器
敲打器
特記事項
種別
時代
弥生
主な遺構
方形周溝墓4
主な遺物
弥生土器
特記事項 弥生時代中期後半(宮ノ台式期)の方形周溝墓
種別
集落
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
溝状遺構5
地下室3
半地下室1
井戸5
採土坑5
植栽痕17
土坑25
段切り1
防空壕1
水琴窟1
柱穴・小穴95
不明1
主な遺物
磁器
陶器
炻器
土器
土製品
金属製品
木製品
ガラス製品
石製品
特記事項 社寺・町屋
近世の寺域(世尊院)から門前町屋にかけての遺構・遺物
近代の子爵、酒井忠匡・忠晄邸の地業跡を検出
要約  旧石器・縄文・弥生時代、及び近世・近代の各時代の遺構・遺物が検出されている。旧石器時代では炉跡と礫群、縄文時代では炉穴・陥穴が検出されている。弥生時代の方形周溝墓は4基が検出され、いずれも同様の主軸方向に展開している。20号遺構では、周溝覆土中に埋納されたと思われる宮ノ台式土器(広口壺)が出土している。これらの方形周溝墓は、近隣の既調査地点(千駄木三丁目南遺跡)で存在が確認されている該期の環濠集落の墓域として捉えられる。近世の本地点は、1695(元禄8)年の創建とされる「覚了山清浄寺世尊院」の寺域にあたり、主に採土坑や植栽痕などが検出されている。また、本地点の北側は世尊院の門前町屋と考えられ、この範囲で検出された地下室や採土坑からは、鞴羽口や鉄滓等の鍛冶関連遺物が出土している。このほか特徴的な遺物として、会津本郷系時期と思われる製品が数点出土している。近代では、明治期の子爵、酒井忠匡のち忠晄邸の造成に関わる段切り(55号遺構)等が検出されている。

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