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鶴舞遺跡(八王子市No.1029遺跡)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24842
引用表記 (財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2009 『東京都埋蔵文化財センター調査報告236:鶴舞遺跡(八王子市No.1029遺跡)』(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2009 『鶴舞遺跡(八王子市No.1029遺跡)』東京都埋蔵文化財センター調査報告236
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=良彦|last=及川|first2=充|last2=中西|first3=康夫|last3=新藤|title=鶴舞遺跡(八王子市No.1029遺跡)|origdate=2009-10-30|date=2009-10-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/24842|location=東京都多摩市落合1-14-2|ncid=AN00155536|ncid=BB00034910|series=東京都埋蔵文化財センター調査報告|volume=236}} 閉じる
ファイル
書名 鶴舞遺跡(八王子市No.1029遺跡)
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな つるまいいせき
副書名 新滝山街道整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 236
編著者名
編集機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20091030
作成機関ID
郵便番号 206-0033
電話番号 042-373-5296
住所 東京都多摩市落合1-14-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 鶴舞遺跡
遺跡名かな つるまいいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都八王子市宮下町635番1ほか
所在地ふりがな とうきょうとはちおうじしみやしたまち635ばん1ほか
市町村コード 13201
遺跡番号 1029
北緯(日本測地系)度分秒 354215
東経(日本測地系)度分秒 1391818
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7074 139.3018
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080107-20081031
調査面積(㎡)
8500
調査原因 新滝山街道整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
ナイフ形石器
石錐
特記事項
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡3
土坑199
集石13
炉穴群4
焼土跡2
配石1
崩落地形1
主な遺物
土器(早期から中期)
石器(石鏃+石匙+石錐+削器+石槍+磨製石斧+打製石斧+礫器+敲石+凹石+磨石+石皿+台石)
土製品
特記事項 早期陥し穴土坑を高密度で検出。前期初頭(花積下層式期)竪穴住居跡(火災住居)検出。粕畑式土器出土。花積下層式期の土製品出土。
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
土坑9
沢跡1
主な遺物
須恵器
木製品(杭+伐採原木)
特記事項 「そま」関連遺跡か。沢跡はAMS年代測定法により古墳時代から平安時代にかけてのものと判明。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
建物跡6
集石6
土坑36
地下式土坑4
焼土跡2
柱穴群10
溝13
畑畝跡2
主な遺物
陶磁器
石製品(板碑+砥石)
金属製品(鉛玉+釘+小刀+火打金+金具)
銭貨
焼骨
特記事項 集石より板碑・小刀・釘・焼骨が出土し、火葬による葬法の一端が判明。江戸時代の神社遺構・大規模切通しの検出。発射された鉄砲玉出土。
要約 [鶴舞遺跡 要約]
今回の調査地点は、給料先端部の尾根と谷が繰り返す複雑な地形に立地する。旧石器時代では2箇所で石器が出土した。縄文時代では高密度の早期陥し穴土坑の分布が認められた。前期初頭の花積下層式期の住居跡の検出と土製品の出土は多摩地区では事例が少なく注目される。中期では初頭の五領ヶ台式土器を出土する住居跡1、前半の勝坂式土器を出土する住居跡1に加え、集石土坑が密集した。古墳時代から平安時代は泥炭層状の沢跡内より杭や伐採原木が出土し、生業としての「そま」が注目される。中世では集石の検出があり、出土した焼骨や板碑から火葬に伴う遺構と推定された。江戸時代の屋敷の一部を構成する建物跡の検出と神社遺構と推定される掘立柱建物跡は文献資料との照合が可能となった。江戸時代に遡る大規模な切通し状の道路跡は近世以前の交通網を考える上で貴重な資料となった。単独で出土した鉛玉は断面半円形で鉄砲より実際に発射された弾の可能性が高い。自然科学的分析では古代沢跡資料に対しAMS年代測定法・樹種同定・花粉分析・植物遺体同定を行い、古墳時代から平安時代にかけての周辺環境復元が可能となった。中世の焼骨は鑑定の結果800度以上で焼かれた成人男性と判明した。。 

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