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護国寺境内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25235
引用表記 (財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2010 『東京都埋蔵文化財センター調査報告251:護国寺境内遺跡』(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2010 『護国寺境内遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告251
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ファイル
書名 護国寺境内遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな ごこくじけいだいいせき
副書名 重文護国寺月光殿(旧日光院客殿)建造物保存修理事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 251
編著者名
編集機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20101228
作成機関ID
郵便番号 206-0033
電話番号 042-373-5296
住所 東京都多摩市落合1-14-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 護国寺境内遺跡
遺跡名かな ごこくじけいだいいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都文京区大塚五丁目40番1号
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくおおつかごちょうめ40ばん1ごう
市町村コード 13105
遺跡番号 4
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354317.9
東経(世界測地系)度分秒 1394332.8
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.721638 139.725777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100301-20100331
調査面積(㎡)
335.445
調査原因 重文護国寺月光殿(旧日光院客殿)建造物保存修理事業
遺跡概要
種別
社寺
時代
近世(細分不明)
主な遺構
地下室
大型遺構
土坑
植栽痕
焼土跡
礎石
ピット
主な遺物
陶磁器
土器
土製品
銭貨
金属製品
石製品
骨角製品
ガラス製品
特記事項 護国寺月光殿(旧日光院客殿)
要約 [護国寺境内遺跡 要約]
試掘調査の結果、埋蔵文化財の存在が月光殿(旧日光院客殿)建造物の基礎の亀裂に影響を与えた可能性があることから、本調査の目的は建物基礎の状態と、下部の埋蔵文化財との関わりを把握することにある。そのため、調査は月光殿のコンクリート布基礎下まで掘り下げた。掘り下げた面は近世の遺構確認面に相当し、大型遺構・土坑・焼土跡・植栽痕・礎石・ピットが検出された。近世の出土遺物を見ると、年代的に17世紀末から18世紀前葉と、18世紀末から19世紀中葉にほぼ二分される。前者は、護国寺創建に近く、江戸幕府五代将軍徳川綱吉・その生母桂昌院の援助を受けて、隆盛を極めた時期である。後者は18世紀末葉に成立した西国三十三所写の時期である。18世紀末から19世紀中葉の所産である土坑からは、土製の縁起小判が多く出土し、西国三十三所写に関連する遺構と考えられる。また、創建期に近い遺構の存在も推定される。

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