平山遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/142682
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.142682
引用表記 公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2024 『東京都埋蔵文化財センター調査報告382:平山遺跡』公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター 2024 『平山遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告382
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書名 平山遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな ひらやまいせき
副書名 一般国道 20 号(日野バイパス(延伸)建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査 その2
巻次 2
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 382
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20240831
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合一丁目 14 番 2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 平山遺跡
遺跡名かな ひらやまいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都日野市東平山二丁目
所在地ふりがな とうきょうとひのしひがしひらやまにちょうめ
市町村コード 13212
遺跡番号 022
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353912
東経(世界測地系)度分秒 1392249
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.653333 139.380277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170323-20190331
20210707-20210921
調査面積(㎡)
6913
調査原因 道路
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
遺物集中部1
主な遺物
石器
炭化物
特記事項 細石刃
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴状遺構1
集石1
礫集中1
土坑8
ピット2
主な遺物
土器
土製品
石器
炭化材
特記事項 早期~後期
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
土器
特記事項
種別
散布地
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴建物跡17
竪穴状遺構2
方形周溝墓1
土坑6
ピット7
主な遺物
土器
土製品
石器
石製品
金属製品
炭化材
炭化種実
特記事項 集落跡、墓域、鉄鏃出土、脂質分析でミリアシン検出
種別
散布地
時代
古墳
主な遺構
古墳1
土坑2
主な遺物
土師器
特記事項 墓域
種別
散布地
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴建物跡21
掘立柱建物跡3
ピット140
溝3
土坑110
集石2
焼土跡3
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
土製品
石製品
金属製品
鉄滓
炭化材
炭化種実
特記事項 集落跡
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
主な遺構
道路跡1
土坑1
主な遺物
陶器
磁器
石製品
銭貨
炭化種実
特記事項
種別
散布地
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
農事関連遺構(溝、土坑、ピット)
埋甕1
主な遺物
陶磁器
土器類
土製品
石製品
金属製品
特記事項
要約  平山遺跡は東京都日野市豊田三丁目から西平山四丁目にかけて所在する遺跡で、浅川左岸に形成された河岸段丘上に立地する。本報告は、一般国道 20 号(日野バイパス(延伸))建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査によるもので、同事業の発掘調査報告書としては、東京都埋蔵文化財センター調査報告第 368 集に続き、2 冊目となる。
 今回の発掘調査では、旧石器時代をはじめ、縄文時代、弥生時代終末期~古墳時代前期、古墳時代中期~後期、古代、中世、近世以降に至るまでの多様な調査成果を得ることができた。旧石器時代では、黒曜石の細石刃を主体とする遺物集中部を検出し、石器とともに炭化物が出土した。炭化物の放射性炭素年代測定を実施したところ、18,780-16,19014CyrBP の測定年代が得られた。当該資料は、武蔵野台地における稜柱形細石刃石器群の出現を捉えるうえで良好な資料と言える。
 弥生時代終末期~古墳時代前期では、17 軒の竪穴建物跡に加え、方形周溝墓 1 基も見つかった。各遺構の分布域に重複は見られず、平山遺跡における当該期の集落域と墓域の一端を面的に把握することができた。古墳時代中期~後期では、円墳の周溝を発見し、周溝に接するように掘り込まれた 2 基の L 字状土壙を検出した。
 古代では、21 軒の竪穴建物跡などの遺構が見つかり、多数の土師器・須恵器が出土した。須恵器産地同定によれば、9 世紀中葉から後葉にかけては東金子窯産須恵器が圧倒的に多く、9
世紀末以降になると南多摩窯産須恵器が目立つ傾向が認められた。

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