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千原台ニュータウン

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31747
引用表記 千葉県教育振興財団 2013 『千葉県教育振興財団調査報告695:千原台ニュータウン』都市再生機構他
千葉県教育振興財団 2013 『千原台ニュータウン』千葉県教育振興財団調査報告695
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ファイル
書名 千原台ニュータウン
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな ちはらだいにゅーたうん
副書名 市原市草刈遺跡(F区)
巻次 30
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 695
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
都市再生機構
千葉県教育振興財団
発行年月日 20130325
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 草刈遺跡(F区)
遺跡名かな くさかりいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県市原市ちはら台西1丁目ほか
所在地ふりがな ちばけんいちはらしちはらだいにし1ちょうめほか
市町村コード 12219
遺跡番号 028
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353202.8
東経(世界測地系)度分秒 1401003.04
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.534111 140.167511
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19840401-19860324
19971201-19980630
調査面積(㎡)
20000
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡2
炉穴群61
陥穴10
礫群1
主な遺物
縄文土器
土製品
石器(石鏃、打製石斧、磨製石斧、磨石、敲石)
石製品(玦状耳飾、錘飾品)
特記事項 草刈遺跡内では最もまとまって炉穴群が検出され、火床部が多数重複している例もあった。
種別
集落
散布地
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居跡128
土坑11
方形周溝墓1
土坑墓8
環濠5
主な遺物
弥生土器
石器(有角石器、環状石器、太型蛤刃石斧、柱状片刃石斧、有孔磨製石鏃、砥石)
玉類(管玉、勾玉)
特記事項 中期竪穴住居跡43軒,後期80軒(不明5軒)と環濠を検出した。中期の大型竪穴住居跡から赤色顔料を入れた壺と有角石器や環状石器などの石器類が出土した。
種別
集落
古墳
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡125
土坑6
方墳2
円墳3
主な遺物
土師器
須恵器
土製品(紡錘車、土製模造品、玉類)
石器
石製品(砥石、紡錘車、石器模造品)
玉類(臼玉、ガラス玉)
金属製品(鉄鎌、鉄製刀子、鉄族)
特記事項 竪穴住居跡は前期87軒、中期25軒、後期11軒(不明1軒)で、集落は徐々に規模を縮小していく。草刈1号墳下から検出した前期方墳の周溝からは多量の土器が出土した。
種別
集落
散布地
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡65
掘立柱建物跡1
土坑21
土坑墓2
溝状遺構
主な遺物
土師器
須恵器
灰秞陶器
金属製品(鉄製鎌、鉄製穂摘具,鉄製刀子、,金銅製帯金具)
特記事項 中世の区画遺構が2カ所で確認され、区画内から地下式坑を検出した。土坑墓に伴う和鏡を検出した。
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑24
土坑墓10
地下式坑2
溝状(道路状)遺構41
柵列4
炭窯2
主な遺物
陶磁器(常滑、瀬戸、美濃)
金属製品(鉄製小刀、青銅製和鏡、銭貨)
特記事項
種別
集落
散布地
時代
不明
主な遺構
竪穴住居跡14
土坑28
土坑墓3
溝状遺構1
主な遺物
特記事項
要約 [草刈遺跡(F区) 要約]
草刈遺跡F区は、村田川中流の右岸台地上に立地する大規模な集落遺跡である草刈遺跡の最西端に位置する。縄文時代早期には火床部が重複した炉穴群が多数存在した。その後、弥生時代中期になると環濠を伴う集落が出現し、弥生時代後期から古墳時代前期にかけて東側に大きく発展していった。古墳時代中期から後期に集落は縮小するが、奈良時代になると再び規模の拡大が見られる。 

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