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長竹遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129403
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129403
引用表記 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書462:長竹遺跡』公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『長竹遺跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書462
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書名 長竹遺跡
発行(管理)機関 (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
書名かな ながたけいせき
副書名 首都圏氾濫区域堤防強化対策における埋蔵文化財発掘調査報告
巻次 5
シリーズ名 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
シリーズ番号 462
編著者名
編集機関
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行年月日 20200323
作成機関ID
郵便番号 3690108
電話番号 0493393955
住所 埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 長竹遺跡
遺跡名かな ながたけいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県加須市大字大越字樋ノ口620-1
所在地ふりがな さいたまけんかぞしおおあざおおごえあざひのくち620-1
市町村コード 11210
遺跡番号 039
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 361117
東経(世界測地系)度分秒 1393647
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.188055 139.613055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130401-20131031
20131101-20140331
20140401-20150331
調査面積(㎡)
3846.82
調査原因 堤防強化
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
住居跡
掘立柱建物跡
土壙
溝跡
杭列跡
畝跡
竪穴状遺構
火葬跡
井戸跡
ピット
主な遺物
須恵器
土師器
ロクロ土師器
石製品
陶磁器
金属製品
銭貨
特記事項 10世紀を中心とした集落跡を調査した。
天仁元年の浅間山の噴火で廃絶した畠の畝跡も検出された。
要約  長竹遺跡は、利根川沿いの埋没台地上に立地する縄文時代から近世にわたる複合遺跡である。今回は、長竹遺跡D区の縄文時代の環状盛土遺構埋没後に形成された、奈良・平安時代と中・近世の遺構・遺物について報告する。平安時代では、10 世紀代を中心とした集落が検出された。下流側に接する長竹遺跡A区と、上流側に接する樋ノ口遺跡で検出された竪穴住居跡と合わせると、50 軒を超す大集落となる。今まであまり明らかにすることができなかった県北東部における平安時代中期のムラの様相を考古学的に示すものとして注目される。また、天仁元年の浅間山の噴火で廃絶した畠の畝跡も検出された。中・近世では、井戸跡や溝跡、埋設桶を含む土壙や畝跡などの遺構が検出された。陶磁器や焙烙、かわらけなどの土器、砥石などの石製品、簪や煙管などの金属製品など、河川交通の要衝として栄えた当時の生活を彷彿とさせる遺物が出土した。

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