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東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115735
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.115735
引用表記 中之条町教育委員会 2022 『東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書』中之条町教育委員会
中之条町教育委員会 2022 『東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書』
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書名 東谷風穴蚕種貯蔵所跡調査報告書
発行(管理)機関 中之条町 - 群馬県
書名かな あずまやふうけつさんしゅちょぞうしょあと ちょうさほうこくしょ
副書名 群馬県吾妻郡中之条町国指定史跡荒船・東谷風穴蚕種貯蔵所跡
巻次 4
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
中之条町教育委員会
発行機関
中之条町教育委員会
発行年月日 20220325
作成機関ID 10421
郵便番号 377-0423
電話番号 0279763111
住所 群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町1005-1
報告書種別
史跡-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 東谷風穴蚕種貯蔵所跡
遺跡名かな あずまやふうけつさんしゅちょぞうしょあと
本内順位
遺跡所在地 群馬県吾妻郡中之条町大字赤坂字行沢
所在地ふりがな ぐんまけんあがつまぐんなかのじょうまちおおあざあかさかあざなめざわ
市町村コード 10421
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363802
東経(世界測地系)度分秒 1385239
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.633888 138.8775
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181001-20201030
調査面積(㎡)
93
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
その他
時代
明治
大正
昭和
主な遺構
風穴
主な遺物
建屋部材
蚕種貯蔵箱
種子貯蔵容器
特記事項 建屋復原建築図
要約  本報告書は、中之条町教育委員会が平成30年度から令和2年度に実施した東谷風穴蚕種貯蔵所跡発掘調査まとめの報告である。
 出土部材から建屋構造を復原推定した建築図を作成した。この建物の復原調査から建屋は、蚕種貯蔵期後の種子貯蔵期のものであるが、建屋全体としての構造形式は蚕種貯蔵のものとほぼ同じである。当建物の用途は蚕種孵化の抑制から種子発芽の抑制と異なっていくが、建屋に求める低温環境の機能は同じであり、建屋は蚕種貯蔵期の構造形式を示すものといえる。
 石積みと建屋との関係について残存する天端を観察した。昭和26 年の写真と残存する築石と天端の状況から石積み北東角端部の礫とその南方の礫は写真と同様であることが確かめられた。その両者の上面が連続しほぼ同じ平坦面上にある。建屋下屋土台設置は、平坦な礫を並べ、その上にモルタルを充填し、圧着した状況が見てとれる。また、接合した平坦なモルタルは出入口に打設されたものと考えられる。
 出土遺物には蚕種貯蔵及び種子貯蔵に係わる金属製容器を中心に、絹笠明神像・重量計等がある。金属製容器を22 分類し観察した。蚕種貯蔵に関する容器には、トタン製箱状容器の蓋の天板に「蠶種貯藏箱 吾妻風穴合資會社 四十四年度」と墨書された蚕種貯蔵期開設直後に使用されたことが示される。また、同様の容器の蓋に「ひのき不要種子」「すぎ□□種子」とチョーク書き例があり、身とともに種子貯蔵期に蚕種貯蔵容器が使用されていたことがうかがえる。種子貯蔵に関する容器の蓋はネジ式で、蓋と本体の間にはゴムパッキンを用いて密封する。また、容器内に乾燥剤を入れた円筒状容器がある。種子貯蔵には、種子を乾燥させ、容器内を密閉し低温で保存する方法が行われていたことが分かる。

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