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上金枝1遺跡・上金枝2遺跡・山の神2遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25616
引用表記 (財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センタ−  2012 『栃木県埋蔵文化財調査報告347:上金枝1遺跡・上金枝2遺跡・山の神2遺跡』栃木県教育委員会
(財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センタ−  2012 『上金枝1遺跡・上金枝2遺跡・山の神2遺跡』栃木県埋蔵文化財調査報告347
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ファイル
書名 上金枝1遺跡・上金枝2遺跡・山の神2遺跡
発行(管理)機関 (公財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター - 栃木県
書名かな かみかなえだ1いせき・かみかなえだ2いせき・やまのかみ2いせき
副書名 快適な道づくり事業費(交付金)主要地方道那須烏山矢板線鹿子畑工区に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 栃木県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 347
編著者名
編集機関
(財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センタ− 
発行機関
栃木県教育委員会
発行年月日 20120329
作成機関ID
郵便番号 329-0418
電話番号 0285-44-8441
住所 栃木県下野市紫474番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上金枝1遺跡
遺跡名かな かみかなえだ1いせき
本内順位
遺跡所在地 栃木県さくら市金枝
所在地ふりがな さくらしかなえだ
市町村コード 09214
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 364448
東経(日本測地系)度分秒 1400146
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.7498 140.0262
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090501-20100330
調査面積(㎡)
1740
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡1棟
柵列1条
方形竪穴1基
溝7条
井戸1基
土坑35基
道路状遺構1基
主な遺物
銅銭
常滑焼き甕
鉄器
特記事項
遺跡名 上金枝2遺跡
遺跡名かな かみかなえだ2いせき
本内順位
遺跡所在地 栃木県さくら市金枝
所在地ふりがな さくらしかなえだ
市町村コード 09214
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 364426
東経(日本測地系)度分秒 1400211
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.7437 140.0331
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090501-20100330
調査面積(㎡)
760
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
中世(細分不明)
主な遺構
溝1条
井戸1基
土坑29基
主な遺物
縄文土器
特記事項
遺跡名 山の神2遺跡
遺跡名かな やまのかみ2いせき
本内順位
遺跡所在地 栃木県さくら市金枝
所在地ふりがな さくらしかなえだ
市町村コード 09214
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 364409
東経(日本測地系)度分秒 1400229
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.739 140.0381
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100401-20110330
調査面積(㎡)
6500
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡1軒
掘立柱建物跡1棟
溝5条
井戸1基
土坑37基
小穴169基
主な遺物
縄文土器
石製模造品
土師器
須恵器
常滑焼き甕
鉄器
特記事項 古代の竪穴住居跡1軒と縄文時代の陥し穴1基を調査。
要約 [上金枝1遺跡 要約]
 上金枝1遺跡、上金枝2遺跡、山の神2遺跡は、さくら市金枝地内に所在し、喜連川丘陵内に東南流する江川が形成した支谷の低位段丘面に立地する。最も北に上金枝1遺跡、その南東約300mに上金枝2遺跡、更にその南東約1.3\0に山の神2遺跡がある。平成21年に上金枝1遺跡と上金枝2遺跡の約2500\0、平成22年に山の神2遺跡の約6500\0に対して記録保存のための発掘調査を実施した。  上金枝1遺跡は、中世以降と思われる掘立柱建物跡、柵列、方形竪穴、溝、井戸と多数の土坑、小穴が発見された。遺物の量は少なく、銅銭、常滑焼きの甕の破片、鉄器などが僅かに出土したにすぎなかった。  
[上金枝2遺跡 要約]
 上金枝1遺跡、上金枝2遺跡、山の神2遺跡は、さくら市金枝地内に所在し、喜連川丘陵内に東南流する江川が形成した支谷の低位段丘面に立地する。最も北に上金枝1遺跡、その南東約300mに上金枝2遺跡、更にその南東約1.3\0に山の神2遺跡がある。平成21年に上金枝1遺跡と上金枝2遺跡の約2500\0、平成22年に山の神2遺跡の約6500\0に対して記録保存のための発掘調査を実施した。  上金枝2遺跡は、中世以降の溝、井戸、土坑等が少数発見された。農政部の調査範囲では、古墳時代前期や古代の遺構が発見されたが、今回の調査範囲からは、土師器や須恵器は全く出土せず、その時代の活動痕跡は無かったと思われる。  
[山の神2遺跡 要約]
 上金枝1遺跡、上金枝2遺跡、山の神2遺跡は、さくら市金枝地内に所在し、喜連川丘陵内に東南流する江川が形成した支谷の低位段丘面に立地する。最も北に上金枝1遺跡、その南東約300mに上金枝2遺跡、更にその南東約1.3\0に山の神2遺跡がある。平成21年に上金枝1遺跡と上金枝2遺跡の約2500\0、平成22年に山の神2遺跡の約6500\0に対して記録保存のための発掘調査を実施した。  山の神2遺跡は、今回の調査範囲の両脇で、農政部関係の発掘調査が行われ、古代および中世の遺構が多数発見された。しかし、今回は僅かに古代の竪穴住居跡1軒が発見されたにすぎなかった。古代においては集落のなかで遺構が希薄な地点であったと思われる。また、遺物は少ないものの、中世と思われる土坑や小穴が発見された。  

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