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下河原崎高山古墳群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71156
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.71156
引用表記 公益財団法人茨城県教育財団 2020 『茨城県教育財団文化財調査報告446:下河原崎高山古墳群』公益財団法人茨城県教育財団
公益財団法人茨城県教育財団 2020 『下河原崎高山古墳群』茨城県教育財団文化財調査報告446
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書名 下河原崎高山古墳群
発行(管理)機関 (公財)茨城県教育財団 - 茨城県
書名かな しもかわらざきたかやまこふんぐん
副書名 上河原崎・中西特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書 ; 6
巻次 2
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 446
編著者名
編集機関
公益財団法人茨城県教育財団
発行機関
公益財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20200316
作成機関ID 08000
郵便番号 3100911
電話番号 0292256587
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下河原崎高山古墳群
遺跡名かな しもかわらざきたかやまこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 茨城県つくば市下河原崎字三夜山449-2番地ほか
所在地ふりがな いばらきけんつくばししもかわらざきあざみややま449-2ばんちほか
市町村コード 08220
遺跡番号 054
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 360348
東経(世界測地系)度分秒 1400235
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.063333 140.043055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160601-20161031
20180101-20180331
調査面積(㎡)
2865
1591
調査原因 上河原崎・中西特定土地区画整理事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器出土地点
主な遺物
石器
特記事項
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
炉穴
土坑
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
前方後円墳
方墳
主な遺物
土師器
須恵器
石器
石製品
金属製品
自然遺物
特記事項 前方後円墳から,未盗掘の箱式石棺を確認し,多数の埋葬人骨と,銅鋺,銀装大刀などの副葬品が出土した。
要約 下河原崎高山古墳群は,昭和57年に2基の古墳が調査され,平成18年度に第5号墳の周溝の一部が調査されている。今回報告の調査区域は,墳丘が残る前方後円墳(第5号墳)とその周辺部である。台地縁辺部は,旧石器時代から土地利用がはじまり,縄文時代では早期の茅山式期を主体とする時期の炉穴と土坑群を確認した。
第5号墳は,総長48m,墳長40の前方後円墳で,当古墳群で最大の規模を誇る事を確認した。埋葬施設の移築を伴う改葬が認められる埋葬施設2基を確認し,うち1基から未盗掘の箱式石棺を確認した。この箱式石棺は,もう1基の埋葬施設から移築改葬されたものである。墳丘と埋葬施設の掘り返しの重複関係から3回以上の追葬が認められた。石棺には,多人数が埋葬され21体以上が認められた。人骨のDNA分析結果から,母系系統でつながる3体を確認した。古墳築造と初葬の時期は6世紀末から7世紀初頭,箱式石棺の移築を伴う改葬は7世紀前葉,最終追葬は8世紀前葉と推測した。
第18号墳は,第5号墳の西側から確認した新発見の方墳である。埋葬施設は,墓道を有する石棺系石室である。石室は,石室石材は抜き取られ,撹乱も著しく,原位置をとどめる遺物はなく,残存状況はよくない。築造時期は,石室の特徴と周辺から出土した須恵器から7世紀中葉から後葉と推測した。

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