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二本松城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/61966
引用表記 二本松市教育委員会 2018 『二本松市文化財調査報告書64:二本松城跡』二本松市教育委員会
二本松市教育委員会 2018 『二本松城跡』二本松市文化財調査報告書64
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ファイル
書名 二本松城跡
発行(管理)機関 二本松市 - 福島県
書名かな にほんまつじょうあと
副書名 試掘調査報告書
巻次 27: 平成28年度
シリーズ名 二本松市文化財調査報告書
シリーズ番号 64
編著者名
編集機関
二本松市教育委員会
発行機関
二本松市教育委員会
発行年月日 20180328
作成機関ID 07210
郵便番号 9648601
電話番号 0243555154
住所 二本松市金色403番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 二本松城跡 
遺跡名かな にほんまつじょうあと
本内順位
遺跡所在地 福島県二本松市郭内三丁目
所在地ふりがな ふくしまけんにほんまつしかくないさんちょうめ
市町村コード 07210
遺跡番号 0019
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373551
東経(世界測地系)度分秒 1402559
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.5975 140.433055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160912-20161209
調査面積(㎡)
404.25
調査原因 拠点施設建設
遺跡概要
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
建物物基礎石列
道路境の石列
池状遺構
手水鉢
主な遺物
陶磁器
土師質土器(灯明具)
煙管
古銭
鉄砲の玉
特記事項 石列を基礎構造とした建造物と大量の灯明具を検出。城正面の通路幅を確認。
要約  二本松城跡は二本松藩丹羽氏の居城として営まれた近世城郭であるが、その前身は奥州管領として下向した畠山氏が築いた中世城館であるため、中世と近世の城跡が同じ場所で営まれたことが当城跡の最大の特徴である。
 今回の調査では、藩校敬学館を描いた幕末の絵図面にほぼ合致する建物配置が確認され、学校としての機能を裏付ける灯明具が多く出土することからも、当該土地が敬学館跡地であることが明らかとなった。また、箕輪門の通路幅を示す遺構も検出され、城正面の様相の一端が明らかとなった。昭和期の撹乱にもかかわらず、遺構も比較的残されており、城跡として保存すべき範囲と判断された。

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