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母畑地区遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23485
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23485
引用表記 福島県文化センター(遺跡調査課) 1982 『福島県文化財調査報告書106:母畑地区遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化センター(遺跡調査課) 1982 『母畑地区遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書106
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書名 母畑地区遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ぼばたちくいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 国営総合農地開発事業 / 唐松A遺跡 又兵衛田A遺跡 戸屋塚群
巻次 8
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 106
編著者名
編集機関
福島県文化センター(遺跡調査課)
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化センター
発行年月日 19820331
作成機関ID
郵便番号 960-8688
電話番号 024-521-1111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 唐松A遺跡
遺跡名かな からまつAいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福島県郡山市田村町大字岩作字唐松
所在地ふりがな ふくしまけんこおりやましたむらまちおおあざがんざくあざからまつ
市町村コード 07203
遺跡番号 732
北緯(日本測地系)度分秒 371910
東経(日本測地系)度分秒 1402504
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.3225 140.4144
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810525-19810729
調査面積(㎡)
1100
調査原因 母畑地区開発事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴状遺構1
土坑9
焼土遺構1
ピット群
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項 本遺跡に隣接する唐松館跡から続く堀跡とみられる2号溝状遺構を確認した。
種別
時代
弥生
主な遺構
土坑1
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
時代
平安
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡3
鍛冶炉跡2
土坑1
溝跡1
主な遺物
土師器
須恵器
かわらけ
羽口
鉄滓
特記事項 主な時代:平安 中世(細分不明)
種別
時代
不明
主な遺構
土坑14
溝跡1
竪穴状遺構1
特殊遺構1
ピット群
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項
遺跡名 又兵衛田A遺跡
遺跡名かな またべえだAいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福島県須賀川市大字小倉字高柴
所在地ふりがな ふくしまけんすかがわしおおあざおぐらあざたかしば
市町村コード 07207
遺跡番号 300
北緯(日本測地系)度分秒 371655
東経(日本測地系)度分秒 1402619
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.285 140.4353
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810907-19811030
調査面積(㎡)
1100
調査原因 母畑地区開発事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡1
埋甕7
遺物包含層
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
石製品
特記事項 縄文時代後期中葉〜後葉の埋甕7基が集中して確認された。このうち、4号埋甕からは蛇紋岩製の勾玉が1点出土した。
種別
時代
不明
主な遺構
土坑2
特殊遺構1
主な遺物
縄文土器
特記事項
遺跡名 戸屋塚群
遺跡名かな とやつかぐん
本内順位 3
遺跡所在地 福島県須賀川市大字大栗字戸屋
所在地ふりがな ふくしまけんすかがわしおおあざおおぐりあざとや
市町村コード 07207
遺跡番号 408
北緯(日本測地系)度分秒 371527
東経(日本測地系)度分秒 1402659
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.2606 140.4464
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810803-19810811
調査面積(㎡)
400
調査原因 母畑地区開発事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
その他
時代
主な遺構
塚2
主な遺物
特記事項
要約 [唐松A遺跡 要約]
本遺跡は、谷田川により形成された中位段丘面に立地し、東側には唐松館跡が隣接する。今回の調査では、縄文時代、弥生時代、平安時代〜中世の遺構・遺物を確認した。縄文時代の遺構は、落し穴状土坑6基の他、早期末葉の集落跡を確認した。弥生時代の遺構は、土坑1基のみである。平安時代〜中世の遺構は、本遺跡に隣接する唐松館跡から続く堀跡とみられる2号溝状遺構、及び同館跡に伴う建物跡と考えられる3基の掘立柱建物跡を確認した。また、2号溝状遺構が一定程度埋没した段階で遺構周辺が整地され、その後に鍛冶炉跡が構築されている。なお、この鍛冶炉跡と唐松館跡との関係は不明である。 
[又兵衛田A遺跡 要約]
本遺跡は、小倉川により開析された谷底平野に面した、丘陵先端部の北東向き緩斜面〜裾部に立地する。縄文時代後期中葉〜後葉の遺跡で、竪穴住居跡1軒と埋甕7基及び遺物包含層を確認した。7基の埋甕は、10m四方の狭い範囲に集中して確認され、墓域を構成していたと考えられる。遺構の立地は、埋甕が丘陵緩斜面であるのに対し、竪穴住居跡は埋甕より4mほど降った丘陵裾部と異なっている。なお、遺物包含層からは、縄文土器・石器の他、土偶やスタンプ形土製品などが出土した。 
[戸屋塚群 要約]
本遺跡は阿武隈高地西縁部の丘陵頂上部に位置する。時期不明ながら人為的に盛土した塚を2基確認した。『浜田古事考』の記載から、慶長7年に築かれた境塚と考えれる。 

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