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仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区第14地点第2分冊

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70989
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70989
引用表記 東北大学埋蔵文化財調査室 2020 『東北大学埋蔵文化財調査室調査報告8:仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区第14地点第2分冊』東北大学埋蔵文化財調査室
東北大学埋蔵文化財調査室 2020 『仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区第14地点第2分冊』東北大学埋蔵文化財調査室調査報告8
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書名 仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区第14地点第2分冊
発行(管理)機関 東北大学 - 宮城県
書名かな せんだいじょうあとにのまるほっぽうぶけやしきちくだい14ちてんだい2ぶんさつ
副書名
巻次
シリーズ名 東北大学埋蔵文化財調査室調査報告
シリーズ番号 8
編著者名
編集機関
東北大学埋蔵文化財調査室
発行機関
東北大学埋蔵文化財調査室
発行年月日 20200331
作成機関ID 041009
郵便番号 9808577
電話番号 0222174995
住所 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区 第14地点
遺跡名かな せんだいじょうあと
本内順位
遺跡所在地 宮城県仙台市青葉区川内41
所在地ふりがな みやぎけんせんだいしあおばくかわうち41
市町村コード 04100
遺跡番号 01033
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 381537
東経(世界測地系)度分秒 1405101
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.260277 140.850277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110901-20120531
20150301-20150706
20150722-20151113
調査面積(㎡)
508.5
445.5
18.8
調査原因 川内駅前広場整備工事・屋外環境整備(川内駅前広場等)工事
遺跡概要
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
建物7
柱列10
池状遺構4
溝8
井戸5
ピット187
杭53
礎石1
性格不明遺構57
主な遺物
磁器
陶器
土師質土器
軟質施釉陶器
土製品
石器
木製品
加工木材
漆器
銅製品
鉄製品
動物遺存体
植物遺存体
特記事項
要約  本調査は、仙台市高速鉄道(地下鉄)東西線の川内駅の、駅前広場等を整備する工事に伴う調査である。調査の結果、池状遺構や井戸など数多くの遺構を確認することができ、主に江戸時代の17世紀から19世紀の遺物が出土している。17世紀前半の遺物はあまり多くはなく、まとまって出土する遺構や層はなかった。17世紀後半以降では、4号池状遺構からは17世紀後半の陶磁器が、2号池状遺構からは17世紀末から18世紀前葉の陶磁器や木製品がややまとまって出土している。特に2号池状遺構では、「正徳3年」(1713)と記載された木簡も出土した。6号井戸からは幕末頃の陶磁器や漆器・木製品などが一括して出土しており、明治初頭の武家屋敷の取り壊しに伴って一括廃棄されたものと推測される。特殊な遺物として、池状遺構や井戸から昆虫や動物遺存体、植物遺存体が検出されている。これらの動植物データは、江戸時代の武家屋敷周辺の環境を推測することができる貴重な資料となった。また、江戸時代の絵図と比較によって、当調査地点が絵図のどの位置に該当するかを推測することができた。

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