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赤井遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72210
引用表記 宮城県東松島市教育委員会 2018 『東松島市文化財調査報告書18:赤井遺跡』宮城県東松島市教育委員会
宮城県東松島市教育委員会 2018 『赤井遺跡』東松島市文化財調査報告書18
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 赤井遺跡
発行(管理)機関 東松島市 - 宮城県
書名かな あかいいせき
副書名 発掘調査総括報告書 / 古代牡鹿柵・牡鹿郡家・豪族居宅跡推定地
巻次 1 (倉庫地区編)
シリーズ名 東松島市文化財調査報告書
シリーズ番号 18
編著者名
編集機関
宮城県東松島市教育委員会
発行機関
宮城県東松島市教育委員会
発行年月日 20180629
作成機関ID
郵便番号 9810503
電話番号 0225821111
住所 宮城県東松島市矢本字上河戸36-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 赤井遺跡
遺跡名かな あかいいせき
本内順位
遺跡所在地 宮城県東松島市赤井
所在地ふりがな みやぎけんひがしまつしましあかい
市町村コード 04214
遺跡番号 67028
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 382640
東経(世界測地系)度分秒 1411250
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.444444 141.213888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
調査面積(㎡)
7976
調査原因 発掘調査
遺跡概要
種別
集落
官衙
時代
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物跡
区画溝跡
材木塀跡
竪穴建物跡
井戸状遺構
土坑
主な遺物
縄文土器
土師器
須恵器
土錘
支脚
有孔石製品
砥石
鉄鏃
鉄釘
特記事項
要約  赤井遺跡西端部の調査から①古墳時代前期~後期の集落→②坂東の常陸から上総地域からの移民による集落→③設計基準を真北から20°前後傾く方位に規制した周囲を大溝と材木塀で囲む集落(囲郭集落:初期の柵?)→④設計基準を真北に定め大型掘立式建物や材木塀で整然と規格的に配置された遺構群で構成される城柵・官衙の変遷が確認された。
 赤井遺跡西端部から、掘立式総柱建物を主体とする倉庫群が整然と規格的に配置された古代牡鹿柵・郡家正倉を発見した。正倉域は東西98m以上(推定100m)、南北69m以上(推定84m)、推定範囲は8,400㎡である。正倉の機能した期間は7世紀末~8世紀後半までで3期の変遷がある。各時期ごとにすべての建物を解体し新たに造営している。中には瓦葺きの法倉とみられる倉もある。
 城柵・官衙遺構が造営される以前には、関東系土師器を主体的に伴う竪穴建物(住居)によって集落が形成されており、古代国家が蝦夷の地への版図拡大政策を反映した遺跡として重要である。

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