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袰帯遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19117
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19117
引用表記 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2017 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書662:袰帯遺跡発掘調査報告書』岩手県沿岸広域振興局土木部宮古土木センター他
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2017 『袰帯遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書662
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書名 袰帯遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな ほろたいいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 地域連携道路整備事業一般国道340号和井内関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 662
編著者名
編集機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
岩手県沿岸広域振興局土木部宮古土木センター
公益財団法人岩手県文化振興事業団
発行年月日 20170317
作成機関ID 03000
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 袰帯遺跡
遺跡名かな ほろたいいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県宮古市和井内第23地割13-5ほか
所在地ふりがな いわてけんみやこしわいないだい23ちわり13-5ほか
市町村コード 03202
遺跡番号 LF19-2060
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 394034.98
東経(世界測地系)度分秒 1414310.96
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.676383 141.719711
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150518-20150728
調査面積(㎡)
1600
調査原因 一般国道340号和井内建設に係る発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
室町
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
土坑
焼土
竪穴建物跡
柱穴状土坑
墓坑
主な遺物
縄文土器(前期初頭~前葉
中期後~末葉)
石器(剥片
礫石器)
土製品(円盤状土製品)
陶磁器(青磁椀)
金属製品(鉄鏃)
金属製品(煙管
釘)
銭貨(寛永通寶など)
特記事項 柱穴状土坑から出土した中国製の青磁椀から、室町時代前半に比定されると考えられる集落が確認された。
時代 : 近世以降
要約 平成18年度に続き、2回目の調査である。前回調査では、当センターで8,698㎡を対象に行い、縄文時代中期後~末葉の竪穴住居跡37棟のほか、住居状遺構14棟、土坑64基、掘立柱建物跡3棟、中世~近世の墓坑5基を確認した。今回は、前回調査区南の東側隣接地1,600㎡の調査を行い、前回調査同様に縄文時代中期後~末葉の竪穴住居25棟のほか、掘立柱建物跡1棟、土坑36基、焼土2基を確認した。また、前回調査では墓坑のみ見つかっていた中世の遺構が、竪穴建物跡6棟、掘立柱建物跡1棟、建物を構成する可能性がある柱穴状土坑697個をまとまりをもって分布することが
分かった。今回の調査で、刈屋川への下る東側へも縄文時代及び中世の遺構が広がることが分かり、当地域における該期の拠点的集落と位置付けられる。

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