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宿戸遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90838
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90838
引用表記 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2021 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書726:宿戸遺跡発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所他
岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2021 『宿戸遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書726
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書名 宿戸遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな しゅくのへいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 三陸沿岸道路建設事業関連遺跡発掘調査
巻次 1/2
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 726
編著者名
編集機関
岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所
(公財)岩手県文化振興事業団
発行年月日 20210312
作成機関ID
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 宿戸遺跡
遺跡名かな しゅくのへいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県九戸郡洋野町種市第6地割字宿戸
所在地ふりがな いわてけんくのへぐんひろのちょうたねいちだい 6ろくちわりあざしゅくのへ
市町村コード 03507
遺跡番号 IF69-1199
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 402132
東経(世界測地系)度分秒 1414453
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.358888 141.748055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160406-20160722
20170410-20171130
20180404-20180731
調査面積(㎡)
17400
調査原因 三陸沿岸道路 建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
主な遺構
竪穴住居
土坑
貯蔵穴
陥し穴
埋設土器
配石遺構
主な遺物
縄文土器
石器
土偶
石製品
弥生土器
特記事項
要約  遺跡は吹切沢と大浜川に挟まれた標高約53mの海岸段丘及び約35mの傾斜地に立地する。太平洋(大浜)からの最短距離は430mである。調査の結果、縄文時代早期中葉から弥生時代後期の遺構・遺物を検出した。竪穴住居跡を検出した時期は早期中葉~前期前葉・中期中葉・後期・晩期、弥生時代後期で、遺構数・遺物数が多い主要な時期は早期中葉から前期前葉である。早期中葉~前期前葉には円形陥し穴状遺構、中期~後期には溝形陥し穴状遺構が多く作られ、狩猟場としても利用された。出土遺物では、在地石材である花崗岩類を使用した石斧及び石斧生産を行う石器が多量に出土した。外部からもたらされた資料は、北海道額平川産アオトラ石と考えられる複数の石斧と、葉蝋石岩を使用した複数の玦飾りがある。宿戸遺跡では在地石材を用いた石斧生産が活発に行われ、大浜を望む立地条件を活かして外部との交流にも適した集落と考えられる。

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