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挟田館跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/54341
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.54341
引用表記 公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2019 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書706:挟田館跡発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局南三陸国道事務所他
公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2019 『挟田館跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書706
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書名 挟田館跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな はさまだたてあとはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 三陸沿岸道路建設関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 706
編著者名
編集機関
公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省東北地方整備局南三陸国道事務所
公益財団法人 岩手県文化振興事業団
発行年月日 20190115
作成機関ID 03000
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 挟田館跡
遺跡名かな はさまだたてあと
本内順位
遺跡所在地 上閉伊郡大槌町大槌第23地割字沢山153ほか
所在地ふりがな かみへいぐんおおつちちょうおおつちだい23ちわりあざさわやま153ほか
市町村コード 03461
遺跡番号 MG33-0092
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 392203
東経(世界測地系)度分秒 1415402
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.3675 141.900555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20161003-20161212
20170406-20170602
調査面積(㎡)
2994
4016
調査原因 三陸沿岸道路建設
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
主な遺構
平場
犬走
竪穴建物
主な遺物
中国産青磁碗
中国産青磁皿
中国産白磁碗
中国産染付碗
瀬戸産陶器花瓶
瀬戸産陶器卸目付大皿
鉄鏃
鉄製小札
皇宗通寶
特記事項 陶磁器の年代は15世紀後半~16世紀前半が主体
要約  挟田館跡の調査で検出された遺構は、中世城館を構成する平場9箇所と犬走2条、竪穴建物1棟である。調査範囲の主体を占める南西斜面部調査区は、急峻な切岸と腰曲輪で構成されており、防御機能を重視した区域と理解できる。麓から中腹は急斜面で、犬走が2条存在する。中腹から頂部にかけては、9箇所の平場が存在し、防御の足場としての「腰曲輪」の機能が想定される。また頂部の南端部には竪穴建物が1棟構築されている。調査範囲の北西部では、人為的に構築された平場等は検出されなかった。出土遺物は中国産磁器(青磁碗、青磁皿、白磁碗、染付碗)、国産陶器(瀬戸産卸目付大皿、花瓶)、鉄製品(鉄鏃、小札)がある。陶磁器の年代観は15世紀後半~16世紀前半のものが主体を占める。

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