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千鶏4遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19339
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19339
引用表記 公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2017 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書663:千鶏4遺跡発掘調査報告書』岩手県沿岸広域振興局土木部宮古土木センター他
公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2017 『千鶏4遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書663
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書名 千鶏4遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな ちけい4いせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 地域連携道路整備事業主要地方道重茂半島線関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 663
編著者名
編集機関
公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
岩手県沿岸広域振興局土木部宮古土木センター
公益財団法人 岩手県文化振興事業団
発行年月日 20170310
作成機関ID 03000
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 千鶏Ⅳ遺跡
遺跡名かな ちけい4いせき
本内順位
遺跡所在地 宮古市重茂13地割55-1ほか
所在地ふりがな みやこしおもえ13ちわり55-1ほか
市町村コード 03202
遺跡番号 LG75-0248
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20140916-20141107
20150409-20150730
調査面積(㎡)
2000
8400
調査原因 主要地方道重茂半島線地域連携道路整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
土坑
捨て場
竪穴建物跡
主な遺物
縄文土器
石器
弥生土器
土師器
銭貨
特記事項 縄文時代前期、中期、晩期の遺物が散布。弥生時代初頭から前期の遺物が散布。縄文時代の遺構・遺物は中期後半に限定される。

主な時代:縄文 弥生 平安 古代末から中世 近世



北緯(世界測地系)39度31分59秒
東経(世界測地系)142度14分4秒
要約  平成26年度の調査区は山裾の緩斜面部にあり、竪穴住居跡は1棟のみの検出であったが、縄文時代から弥生時代にかけて時期幅の広い遺物が出土している。居住域は調査区よりも少し標高の高い西側に想定される。
 平成27年度の調査区は山の斜面部とそこから舌状に張り出す小さな丘陵部にあたる。縄文時代中期後半の小規模な集落が広がっていた。丘陵部には竪穴住居跡が複数棟あり、貯蔵穴は山裾から山の中腹にかけての斜面部に分布する。丘陵部の下には小規模な沢地形を成すところがあり、そこに土器や石器が廃棄されている。このように縄文時代中期後半という限定された時期の集落が良好な状態で残っており、集落内での「場」の利用状況や、次期による盛衰を知るうえで良い成果が得られた。
 

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