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平成23年度発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/16243
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.16243
引用表記 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2012 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書603:平成23年度発掘調査報告書』公益財団法人岩手県文化振興事業団
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2012 『平成23年度発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書603
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書名 平成23年度発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな へいせい23ねんどはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 笹平遺跡及び奥州道中・矢盛遺跡第29次調査・ほか調査概報 (26遺跡27調査)
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 603
編著者名
編集機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団
発行年月日 20120319
作成機関ID 03201
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 笹平遺跡及び奥州道中
遺跡名かな ささだいらいせき
本内順位 1
遺跡所在地 岩手県盛岡市玉山区門前寺字笹平1-77-1ほか
所在地ふりがな いわてけんもりおかしたまやまくもんぜんじあざささだいら1-77-1ほか
市町村コード 03201
遺跡番号 KE77-1005
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 394809
東経(世界測地系)度分秒 1410954
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.802499 141.165
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110418-20110531
調査面積(㎡)
1470
調査原因 四十四田ダム堰堤改良事業
遺跡概要
種別
集落
交通
散布地
時代
縄文
古代(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑
陥し穴
住居状遺構
道路跡
主な遺物
縄文土器
礫石器
土師器
銭貨
特記事項 道路跡の路盤から寛永通寶が2点出土したが、路盤の構築・使用時期とは一致しない。

種別:狩猟場 集落 街道
主な時代:縄文 古代 近代以降

遺跡名かな:ささだいらいせきおよびおうしゅうどうちゅう
遺跡名 矢盛遺跡29次調査
遺跡名かな やもりいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県盛岡市向中野字野原42-10
所在地ふりがな いわてけんもりおかしむかいなかのあざのはら42-10
市町村コード 03201
遺跡番号 LE26-0139
北緯(日本測地系)度分秒 395759
東経(日本測地系)度分秒 1411343
北緯(世界測地系)度分秒 394032
東経(世界測地系)度分秒 1410803
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.675555 141.134166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110701-20110729
調査面積(㎡)
2797
調査原因 盛岡南新都心土地区画整理事業に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡2
主な遺物
陶磁器
特記事項
要約 【笹平遺跡及び奥州道中】
今回の調査で、当該域は縄文時代および古代に狩猟場として用いられていたことが判明した。加えて、住居状遺構の存在と土師器甕片の出土から、古代には居住域としても利用されていたと考えられる。東区には、調査範囲を縦貫するように奥州道中が存在する。ただし、少なくとも当該域は近代以降の拡幅を受けておりそれ以前の構築痕跡を留めておらず、残存路盤は昭和まで使用されていたことが判明した。拡幅時期がいつなのか、それを推定する具体的な物的資料はないが、1876(明治9)年と1881(同14)年の明治天皇東北巡幸に伴い馬車通行のため各所で道路幅を2間(3.6m)にする拡幅が行われたとされ、当該域もその工事がなされた可能性がある。
【矢盛遺跡】
矢盛遺跡は、縄文時代の狩猟採集の場、平安時代の集落、中世の居館・集落、近世の集落跡である。今回の調査区は遺跡の北端部にあたる。検出された近世民家2棟(掘立柱建物跡)は何れも曲り屋の形態をしており、曲り屋の系譜を考えるうえで興味深い事例といえる。

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