奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41312 件
( 発行機関数 756 機関 )
現在の書誌登録数
132461 件
( 前年度比 + 1777 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147618 件
( 前年度比 + 2171 件 )
現在の文化財論文件数
120602 件
( 前年度比 + 1608 件 )
現在の文化財動画件数
1306 件
( 前年度比 + 122 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1255 件
( 前年度比 + 205 件 )
※過去開催分含む

平成30年度発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/54344
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.54344
引用表記 公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2019 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書708:平成30年度発掘調査報告書』公益財団法人 岩手県文化振興事業団
公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2019 『平成30年度発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書708
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=浩二郎|last=溜|first2=勲|last2=北田|first3=敬|last3=村木|first4=耕己|last4=舩渡|first5=崇志|last5=藤田|first6=正和|last6=福島|first7=英|last7=川村|title=平成30年度発掘調査報告書|origdate=2019-03-20|date=2019-03-20|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/54344|location=岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地|ncid=BB28463855|doi=10.24484/sitereports.54344|series=岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書|volume=708}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 平成30年度発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな へいせいさんじゅうねんどはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 祇園1遺跡・岩洞湖E遺跡・八幡館跡・沖遺跡・森の越遺跡第36次・ほか調査概報(13遺跡)
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 708
編著者名
編集機関
公益財団法人 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人 岩手県文化振興事業団
発行年月日 20190320
作成機関ID 03000
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 祇園Ⅰ遺跡
遺跡名かな ぎおん1いせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県西磐井郡平泉町平泉字祇園194-1ほか
所在地ふりがな いわてけんにしいわいぐんひらいずみちょうひらいずみあざぎおん194-1ほか
市町村コード 03402
遺跡番号 NE86-0006
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 385933
東経(世界測地系)度分秒 1410647
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.9925 141.113055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180601-20180824
調査面積(㎡)
2945
調査原因 平泉スマートインターチェンジ建設事業
遺跡概要
種別
散布地
その他
時代
縄文
平安
近世(細分不明)
主な遺構
陥し穴状遺構
土坑
柱穴状土坑
主な遺物
土器
石器
かわらけ
国産陶器
中国産白磁
銭貨
木杭
陶磁器
特記事項 陥し穴状遺構の年代は底面から出土した木杭を放射性炭素年代測定したところ、10世紀後半~11世紀前半と判明した。
遺跡名かな:ぎおんいちいせき
遺跡名 岩洞湖E遺跡
遺跡名かな がんどうこEいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県盛岡市薮川字亀橋地内
所在地ふりがな いわてけんもりおかしやぶかわあざかめはしちない
市町村コード 03201
遺跡番号 KF60-0285
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 394936
東経(世界測地系)度分秒 1411931
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.826666 141.325277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180820-20180927
調査面積(㎡)
1052
調査原因 岩洞ダム貯水池護岸工事
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
柱穴状土坑
主な遺物
特記事項 遺跡名かな:がんどうこいーいせき
遺跡名 八幡館跡
遺跡名かな はちまんだてあと
本内順位
遺跡所在地 岩手県盛岡市芋田字下武道69ほか
所在地ふりがな いわてけんもりおかしいもだあざしもぶどう69ほか
市町村コード 03201
遺跡番号 KE57-1101
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 395117
東経(世界測地系)度分秒 1411014
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.854722 141.170555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180501-20180809
調査面積(㎡)
3317
調査原因 農地整備事業(経営体育成型)武道地区関連発掘調査
遺跡概要
種別
城館
時代
縄文
平安
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
土坑
柱穴状土坑
自然流路(谷)
主な遺物
縄文土器
須恵器
土師器
陶磁器
特記事項 9世紀前半の竪穴住居から北陸型長胴甕などが出土。
中世の堀3条が確認され、調査区外にある城館本体の範囲と平治の居館の存在が推定された。
遺跡名 沖遺跡
遺跡名かな おきいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県九戸郡九戸村長興寺地内
所在地ふりがな いわてけんくのへぐんくのへむらちょうこうじちない
市町村コード 03506
遺跡番号 JF12-1251
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 401347
東経(世界測地系)度分秒 1412502
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.229722 141.417222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180903-20181030
調査面積(㎡)
1742
調査原因 地域連携道路一般国道340号長興寺地内
遺跡概要
種別
散布地
時代
奈良
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
柱穴状土坑
掘立柱建物
土坑
主な遺物
土師器
近世陶磁器
銭貨
不明石器
特記事項
遺跡名 森の越遺跡
遺跡名かな もりのこしいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字三本松26-1
所在地ふりがな いわてけんしもへいぐんいわいずみちょういわいずみあざさんぼんまつ26-1
市町村コード 03483
遺跡番号 KG50-1375
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 395045.81
東経(世界測地系)度分秒 1414801.27
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.846058 141.800352
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180501-20180531
調査面積(㎡)
300
調査原因 岩泉町災害公営住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
掘立柱建物
土坑
柱穴状土坑
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項
要約 祇園Ⅰ遺跡・・・遺跡は縄文時代~近世まで長期にわたり断続的に生活に利用されていたことが明らかになった。10世紀後半~11世紀前半は狩猟場、その他の時期は出土遺物量及び検出遺構から生活領域にあるが、集落から離れた場所であったと考えられる。
岩洞湖E遺跡・・・岩洞湖の北西端に位置する遺跡で、調査から柱穴状土坑1個を確認した。調査区内からの出土遺物はないが、浸食された湖岸からは縄文時代前期初頭~晩期中葉までの各時期の遺物を表面採取することができる。また、縄文時代の竪穴住居・土坑・陥し穴状遺構など各種遺構が認められ、遺跡の一端を窺い知ることができる。
八幡館跡・・・今回の調査から、平安時代中期の竪穴住居1棟と中世と考えられる堀3条が確認された。竪穴住居は、北上川によって形成された段丘縁の調査区西端で検出され、川に近い箇所まで集落が広がっているのが分かった。遺構内から、内外面にタタキ目のある丸底土師器の北陸型長胴甕が出土し、内陸北部まで分布することが確認された。中世と考えられる堀のうち、調査区北端で検出された1条は、調査区北側にある城館本体をL字形に巡ると推測され、城館の範囲を推定することができた。また、調査区南側からも2条の堀が見つかったことから、平時の居館の存在も想定される。堀からは出土遺物がなく時期を特定できないが、谷を埋め立てた造成土から16世紀末の所産と見られる唐津埦片が出土しており、少なくとも該期まで城館が存続していたことが指摘される。
沖遺跡・・・古代の竪穴住居1棟と近世の掘立柱建物7棟を検出し、古代と近世の複合遺跡であることが判明した。古代の住居は近世期に削平を受けている。
森の越遺跡・・・森の越遺跡は、これまで35次に及ぶ発掘調査によって、縄文時代中期の大規模集落として知られていた。今回の第36次調査は集落の南端に当たる部分である。調査によって縄文時代の掘立柱建物、土坑などを検出した。掘立柱建物のうち1棟は6角形の平面形態であると推測される。土坑のうち大形のものは、貯蔵穴の機能を有するものと考えられる。縄文時代中期における大規模集落の縁辺部の様子を窺うことができた。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 737
ファイルダウンロード数 : 382

全国のイベント

外部出力