奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41247 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132429 件
( 前年度比 + 1744 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

沢部(1)遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/54458
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.54458
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2018 『青森県埋蔵文化財調査報告書593:沢部(1)遺跡』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2018 『沢部(1)遺跡』青森県埋蔵文化財調査報告書593
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=豊|last=永嶋|first2=忍|last2=工藤|first3=友香理|last3=久保|first4=岳|last4=齋藤|title=沢部(1)遺跡|origdate=2018-03-23|date=2018-03-23|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/54458|location=青森県青森市大字新城字天田内152-15|ncid=BB25973902|doi=10.24484/sitereports.54458|series=青森県埋蔵文化財調査報告書|volume=593}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 沢部(1)遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな さわべ(1)いせき
副書名 県営小栗山地区通作条件整備事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 593
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20180323
作成機関ID 022012
郵便番号 0380042
電話番号 0177885701
住所 青森県青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 沢部(1)遺跡
遺跡名かな さわべ(1)いせき
本内順位
遺跡所在地 青森県弘前市大字小栗山字沢部地内
所在地ふりがな あおもりけんひろさきしおおあざこぐりやまあざさわべちない
市町村コード 02202
遺跡番号 02001
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 403332.8
東経(世界測地系)度分秒 1402850.6
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.559111 140.480722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160419-20161118
調査面積(㎡)
6400
調査原因 通作条件整備事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物跡1
土坑5
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項 ・縄文時代後期のフラスコ状土坑を検出した。
・縄文時代晩期の集落跡を検出した。

遺跡名かな:さわべかっこいちいせき
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
特記事項 弥生時代の土器が出土した。
種別
散布地
時代
続縄文
主な遺構
主な遺物
続縄文土器
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴建物跡91
掘立柱建物跡2
土坑79
井戸跡4
溝跡36
製鉄関連遺構10
性格不明遺構12
主な遺物
土師器
須恵器
青磁
石器(砥石・台石・敲石)
土製品
木製品
鉄製品
製鉄関連遺物
炭化米
特記事項 平安時代(10世紀後半~11世紀代)の集落跡を検出した。
要約  沢部(1)遺跡は縄文時代と平安時代の複合遺跡である。これまでに、昭和48 年、平成9年の2回調査が行われている。縄文時代では、後期のフラスコ状土坑、晩期初頭の竪穴建物跡・土坑が検出された。SK30 では、晩期初頭の深鉢2点が完形で出土し、墓であった可能性がある。
 平安時代では、白頭山-苫小牧(B-Tm) 火山灰降下後の溝(堀)に区画された集落の様相が明らかとなった。集落内では竪穴建物跡が溝で区画されている様相が確認され、また、竪穴建物跡の中にはカマド側に掘立柱建物が付属したと考えられるものも検出されている。焼失した竪穴建物跡が複数棟みられ、中でもSI06 では炭化材と共に炭化米、SI42 は布が出土した。炭化米には湾曲した木製椀や土器などの硬い容器の中で炭化した可能性がある塊と、調理状態のイネとアワが混ざった塊があり、当時の食生活を探る上で貴重な資料が得られた。その他の主な遺構として、製鉄関連遺構は製錬炉3基、鍛冶炉7基が検出された。鉄滓は製錬滓を中心に鍛冶滓が混ざる。SS02 は竪型炉で羽口を炉壁の芯材に転用している特徴的な例である。鉄製品は竪穴建物跡等から鉄鉗や鑿等が出土した。出土遺物で特筆されるものにSD14 から出土した越州窯系青磁皿がある。青森県内初の出土である。中央国家側を経てもたらされた遺物であり、蝦夷社会を考える上で貴重な資料となった。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 457
ファイルダウンロード数 : 205

全国のイベント

外部出力