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泉沢5遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/28161
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.28161
引用表記 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2017 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書330:泉沢5遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2017 『泉沢5遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書330
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書名 泉沢5遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな いずみさわ5いせき
副書名 高規格幹線道路函館江差自動車道工事用地内埋蔵文化財発掘調査報告書/木古内町
巻次
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 330
編著者名
編集機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20170310
作成機関ID
郵便番号 069-0832
電話番号 011-386-3231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 泉沢5遺跡
遺跡名かな いずみさわ5いせき
本内順位
遺跡所在地 北海道上磯郡木古内町字二乃岱42-4・5、43-2、47-2、48-3・4、49-4、55-2、56-2・3、57-2、58-3
所在地ふりがな ほっかいどうかみいそぐんきこないちょうあざにのたい42-4・5、43-2、47-2、48-3・4、49-4、55-2、56-2・3、57-2、58-3
市町村コード 01334
遺跡番号 B-05-55
北緯(日本測地系)度分秒 414211
東経(日本測地系)度分秒 1403007
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 41.7057 140.4984
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140901-20141030
調査面積(㎡)
8984
調査原因 道路建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡
土坑
Tピット
焼土
遺物集中
土器埋設遺構
主な遺物
東釧路3式土器
円筒土器下層式土器
円筒土器上層b式土器
サイベ沢7式土器
魚骨文土器
榎林式土器
天祐寺式土器
涌元式相当土器
大洞C2式土器
石鏃
石槍
つまみ付ナイフ
スクレイパー
石斧
すり石
たたき石
台石
石皿
特記事項 種別:遺物包含地
要約 [泉沢5遺跡 要約]
泉沢5遺跡は木古内市街の北東約6km、現海岸線から約600m内陸の海成段丘上にある。遺跡のある段丘面は橋呉川およびその支流の解析を受け南西方向に張り出す台地上の地形となっている。調査面積は、8,984平方メートル、調査区は頂戴で北東-南西方向に長さ約310mに及ぶ。調査区内は基本的に平坦面だが、北東部と南西部に2本の沢地形が発達し、その両側は緩斜面になっている。竪穴住居跡(H)3軒、土坑(P)19基、Tピット(TP)10基、焼土(F)19か所、遺物集中8か所、フレイクチップ集中(FC)1か所、礫集中(S)1か所、土器埋設遺構1か所の遺構が検出された。竪穴住居跡はいずれも長兄が2m程の小型のもので縄文時代中期前半に属するものと考えられる。土坑の内6基がフラスコ状を呈し(P-1・3・7・16・18・19)、深さ1m前後のものが主体的である。Tピットはいずれも溝状で、長軸が2m前後、深さ1から1.5m程度であった。等高線に直交する長軸でTP-9・10(標高37m付近)、TP-1・3・8・9(標高32m付近)がそれぞれ並列してみられ、斜面の傾斜に沿って直交する長軸でTP-2・4から6がほぼ等間隔に配列されていた。出土遺物の点数は、土器5,161点、石器・礫10,045点、計15,206点である。土器は縄文時代早期後半から晩期のものがあり、特に中期前半の円筒上層b式、サイベ沢7式や後期前葉の涌元式相当のものが多くみられた。なお、中期前半の土器にはニシンタイプの魚骨文土器も含まれている。 

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