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高丘8遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70372
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70372
引用表記 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書360:高丘8遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2020 『高丘8遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書360
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書名 高丘8遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな たかおか8いせき
副書名 苫小牧中央インター線(仮称)道路改良工事埋蔵文化財発掘調査報告書/苫小牧市
巻次 1
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 360
編著者名
編集機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20200325
作成機関ID
郵便番号 0690832
電話番号 0113863231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 高丘8遺跡
遺跡名かな たかおか8いせき
本内順位
遺跡所在地 北海道苫小牧市字高丘41-1(A地区),41-18(B地区)
所在地ふりがな ほっかいどうとまこまいしあざたかおか41-1 Aちく,41-18 Bちく
市町村コード 01213
遺跡番号 J-02-286
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 423954.21
東経(世界測地系)度分秒 1413528.27
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 42.665058 141.591186
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190605-20190731
調査面積(㎡)
6417
調査原因 苫小牧中央インター 線(仮称)道路改良工事に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
その他
時代
縄文
主な遺構
盛土遺構2か所
土坑15基
Tピット50基
焼土8か所
溝状遺構1条
遺物集中7か所
掘り上げ土17か所
炭化物集中10か所
ⅢB層柱穴状小ピット100か所
ⅢB層炭化物集中1ヵ所
主な遺物
縄文土器
石鏃
石槍
つまみ付きナイフ
スクレイパー
箆状石器
石斧
たたき石
すり石
扁平打製石器
特記事項  A,B両地区全体にTピットが分布、縄文時代中~後期は狩猟の場として利用される。
 B地区に縄文前期の盛土遺構(一部)、土坑、遺物集中などが出土、当時の集落範囲の一部と考えられる。
 A,B両地区で一部、Ⅲ B 層の調査を行い、柱穴状小ピットと炭化物集中を確認した。
要約  遺跡は苫小牧市内中央部の丘陵上に位置し、調査は遺跡内の道央自動車道を挟んだ2か所(A、B地区)で行った。
 遺構はA,B両地区全体にTピットが分布し、B地区では縄文前期前半の盛土遺構(一部)、土坑、遺物集中などを確認した。
 遺物は、土器が、縄文前期前半を主体とし、B地区を中心に出土した。次に縄文中期後半、縄文後期末の土器がA地区を中心に出土した。
 石器はその殆どが遺物集中出土の黒曜石剥片である。定形的な石器には石鏃、石槍、石錐、つまみ付きナイフ、スクレイパー、石斧、たたき石、すり石、石錘などがあり、特に石鏃、つまみ付ナイフ、石斧、石錘が多く見られた。
 礫は安山岩や砂岩、片麻岩などがあり、石器の素材として持ち込まれたと思われる扁平楕円礫の出土が目立つ。
 ⅢB層の調査で遺物の出土はなかったが、柱穴状小ピット100か所と炭化物集中を確認した。年代測定の結果などから縄文早期相当と考えられる。

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