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[ その他 ] 2022-07-02 オンライン

考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonline #24 博物館資料のデジタルアーカイブとデータベース

 改正博物館法では博物館の事業として博物館資料のデジタルアーカイブ化と公開が明記されます。これにより、インターネットを通じた公開と利活用が、博物館の機能のひとつとして公式に位置づけられることになりました。デジタル化技術の普及とプラットフォームの整備とともに、文字・画像情報にとどまらない、動画や3Dデータを含むアーカイブや、クロスプラットフォームな検索利用といった今後の利活用の展開が期待されます。
 一方で、法改正を待たずとも博物館においては資料の目録台帳を作成することは必要不可欠なことであったはずです。しかしながら『博物館総合調査報告』などをみると、そうした目録台帳の整備が必ずしもすべての博物館で行なわれているわけではないことが窺えます。資料のデジタルアーカイブ化と公開が博物館の事業のひとつとして組み込まれた以上、その基盤となる目録台帳の整備とデジタル化は急務と言えるでしょう。
 今回は、博物館におけるデジタルアーカイブ導入の意義と、その基盤となる台帳整備・データベース化について2人の発表者に報告をいただいた上で、今後の取組みの方向性について議論します。
主催考古形態測定学研究会
連絡先
メール:asiansophia@gmail.com
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