平成28年度 遺跡整備・活用研究集会「近世城跡の近現代」
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【テーマ】
「近世城跡の近現代」
幕末まで政治・軍事の拠点として機能した近世城郭および陣屋の跡は、近代になってその役割を大きく変えました。都市の近代化に伴って軍事施設や行政施設、学校施設、宗教施設などが立地し、桜も植えられ、城跡を利用した公園や庭園も成立します。そして、それらの近現代の遺構は文化財としての指定・登録が進んでいます。
一方、城跡は近世の城郭としての価値を有しているがために史跡指定され、史跡整備ではその価値の顕在化を図ろうとしますが、城跡の整備計画に向かい合う時、城跡の近代以降の歴史的重層性を無視することはできません。そこには様々に価値付けされる近現代の遺構があり、旧藩主や天守など城郭建築に対する地域社会の思いや記憶もあるためです。
近世城跡の近現代を有形無形の両側面からどのように捉えて整備計画に向かい合うべきかを考えます。
【日 程】
平成28年12月16日(金) 9:30~17:00
【開催会場】
奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂
【プログラム】
9:00 開場
9:30~ 9:40 挨拶・案内
9:40~10:00 趣旨説明
10:00~10:50 報告①「"郷土愛"と城跡の近代-藩祖と桜を中心に-」
高木 博志(京都大学)
11:00~12:20 報告②「近世城跡の神社と顕彰碑」
羽賀 祥二(名古屋大学)
12:20~13:20 昼 食
13:20~14:40 報告③「城址の公園化と風致、模擬天守閣と景観」
野中 勝利(筑波大学)
14:50~15:20 報告④「近世城跡の近代遺構-建築・公園・庭園-」
内田 和伸(奈良文化財研究所)
15:30~16:40 質疑・総合討議
16:40~17:00 閉会挨拶
※報告題目はいずれも仮のものです。また、報告順序は変更になる場合があります。
「近世城跡の近現代」
幕末まで政治・軍事の拠点として機能した近世城郭および陣屋の跡は、近代になってその役割を大きく変えました。都市の近代化に伴って軍事施設や行政施設、学校施設、宗教施設などが立地し、桜も植えられ、城跡を利用した公園や庭園も成立します。そして、それらの近現代の遺構は文化財としての指定・登録が進んでいます。
一方、城跡は近世の城郭としての価値を有しているがために史跡指定され、史跡整備ではその価値の顕在化を図ろうとしますが、城跡の整備計画に向かい合う時、城跡の近代以降の歴史的重層性を無視することはできません。そこには様々に価値付けされる近現代の遺構があり、旧藩主や天守など城郭建築に対する地域社会の思いや記憶もあるためです。
近世城跡の近現代を有形無形の両側面からどのように捉えて整備計画に向かい合うべきかを考えます。
【日 程】
平成28年12月16日(金) 9:30~17:00
【開催会場】
奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂
【プログラム】
9:00 開場
9:30~ 9:40 挨拶・案内
9:40~10:00 趣旨説明
10:00~10:50 報告①「"郷土愛"と城跡の近代-藩祖と桜を中心に-」
高木 博志(京都大学)
11:00~12:20 報告②「近世城跡の神社と顕彰碑」
羽賀 祥二(名古屋大学)
12:20~13:20 昼 食
13:20~14:40 報告③「城址の公園化と風致、模擬天守閣と景観」
野中 勝利(筑波大学)
14:50~15:20 報告④「近世城跡の近代遺構-建築・公園・庭園-」
内田 和伸(奈良文化財研究所)
15:30~16:40 質疑・総合討議
16:40~17:00 閉会挨拶
※報告題目はいずれも仮のものです。また、報告順序は変更になる場合があります。
主催奈良文化財研究所 文化遺産部遺跡整備研究室
連絡先
【参加申込について】本研究集会は、史跡等の整備・活用に携わっている地方公共団体職員・関係者、大学所属の研究者等を対象とします。(会場の都合上、先着100名程度まで受け付けます。)
参加申込書に必要事項をご記入の上、平成28年12月9日までに、FAX・郵送・Eメールにてお申し込みください。Eメールの場合は、参加申込書データをメールに添付して送信ください。
【参加申込・問い合わせ先】
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所 文化遺産部遺跡整備研究室
〒630-8577 奈良市佐紀町247-1
TEL: 0742-30-6710 FAX:0742-30-6841
Email: isekiseibi☆nabunken.go.jp (☆を@に変更してください)