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[ 講演会 ] 2024-05-19 新潟県
新潟県

特別講演会「山口遺跡出土唐三彩と遣唐使」(会場:新潟市秋葉区文化会館ホール)

■講師 東野治之氏(大阪大学名誉教授)

■会場:新潟市秋葉区文化会館ホール
※県埋蔵文化財センターではありません。お気をつけください。

■時間:14:00~16:00(13:30開場)

■定員:会場480人 全席自由(申込は不要です/当日先着順)
※オンライン配信はありません

■参加費:無料

2024年度企画展1「キラキラ☆施釉陶磁器の世界」に合わせた特別講演会です。
演題にある「山口遺跡出土唐三彩」とは、阿賀野市山口遺跡の2010年度の発掘調査で出土した玩具または俑(よう)の唐三彩のことです。
唐三彩とは、中国唐代の7世紀中頃に完成したとされる彩釉陶器で、灰白色の素地に緑釉、褐釉、白釉、藍釉が単色もしくは複数かけられていることが特徴です。
山口遺跡では、弦楽器・壺を模した玩具または俑とみられる2点の唐三彩が出土しました。遣唐使節団に関係していた人物が土産として中国から持ち帰った可能性が高いとされています。胎土が良く、透明釉・褐釉・藍釉の3種が施された優品です。唐三彩の出土は県内で初めて、唐三彩の玩具としては国内で初めての出土でした。
講師の東野治之氏は古代の対外交流について研究されてきた第一人者です。遣唐使を含め当時の時代背景などについて、広くお話しいただきます。ぜひお越しください。

講師:東野治之(とうの・はるゆき)氏
1946年兵庫県西宮市生れ。大阪市立大学大学院文学研究科修士課程修了、東京大学博士(文学)。専門は日本古代史。奈良国立文化財研究所文部技官、大阪大学文学部教授、奈良大学文学部教授を経て、奈良大学・大阪大学名誉教授。東京国立博物館客員研究員、斑鳩町文化財活用センター長、武田科学振興財団杏雨書屋館長、滴翠美術館館長、日本学士院会員、文化功労者。

主要著書:
『正倉院』 岩波新書 1988年 岩波書店
『遣唐使』 岩波新書 2007年 岩波書店
『鑑真』 岩波新書 2009年 岩波書店
『聖徳太子-ほんとうの姿を求めて』 岩波ジュニア新書 2017年 岩波書店
『法隆寺と聖徳太子』 2023年 岩波書店
主催新潟県埋蔵文化財センター
連絡先
新潟県新潟市秋葉区金津93-1
新潟県埋蔵文化財センター
電話 0250-25-3981
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