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都城志布志道路建設に伴う調査成果(1)

平井 祥蔵 今塩屋 毅行 宇和田 幹彦
 地域高規格道路「都城志布志道路」は、宮崎県都城市を起点に鹿児島県曽於市を経由して志布志市に至る、総延長約44㎞の自動車専用道路である。この道路は、都城・大隅定住自立圏の地域振興や防災・経済・医療対策の機能強化を図るため、九州縦貫自動車道宮崎線(都城I.C)と東九州自動車道(志布志I.C)および物流拠点である中核国際港湾の志布志港を結ぶ路線であり、平成6年12月に計画路線に指定された。
 都城志布志道路のうち、宮崎県側では約22㎞が工事施工区間であり、その路線構成は都城I.C-五十町I.C間(約13.4㎞)が一般国道10号都城道路(国土交通省事業)、五十町I.C-県境(約8.5㎞)が県道12号都城東環状線および県道109号飯野松山都城線のバイパス(県事業)である。
 当該路線内の埋蔵文化財については、25遺跡393,700㎡の存在が把握されており、平成9年度以降、宮崎県教育庁文化財課による試掘・確認調査の結果をもとに、工事計画と遺跡の保護に関する協議調整が重ねられてきた。
 令和3年3月段階で記録保存措置を受けた遺跡は、17遺跡であり、その調査成果は、すべて報告書として刊行されている。発掘調査事業そのものは、継続中であるが、金御岳I.C~県境区間が開通することになったことを踏まえて、現時点での調査成果の概要を簡単に記し、一覧表を添付する。
NAID :
都道府県 : 宮崎県
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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総覧登録日 : 2022-03-11
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
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この論文は下の刊行物の 69 - 78 ページ に掲載されています。

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