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小野原遺跡群出土の土器

弘中 正芳 ( HIRONAKA Masayoshi )
小野原遺跡群の竪穴住居跡から良好な状態で出土した弥生時代後期の土器群を対象として分類、器種構成、型式的変遷から複数の段階を設定し、各段階における特徴を考察した。狩尾遺跡群の弥生時代後期の土器編年と対照し、狩尾遺跡群の第Ⅰ期から第Ⅳ期の前半段階までの時期にあたるとした。小野原遺跡群では、中期的な土器から後期的な土器へと移行し終わった2段階から3段階、精製土器とくに供膳に関する器種に変化がみられる3段階から4段階へと変わる時期に画期がある。4段階で免田式土器や安国寺式土器が出現することは、球磨川地域や東九州との交流を示唆しており、精製器種の変化の背景に他地域からの影響が考えられる。
NAID :
都道府県 : 熊本県
時代 弥生
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ 編年
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2021-11-28
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=正芳|last=弘中|contribution=小野原遺跡群出土の土器|title=小野原遺跡群|date=2010-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/15624|location=熊本市水前寺6丁目18番1号|ncid=BB03326592|doi=10.24484/sitereports.15624|series=熊本県文化財調査報告|volume=257}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 167 - 180 ページ に掲載されています。

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