地籍図・史料から見た中世の甚目寺町

加藤 博紀
文献・伝承・地籍図などを利用して、円覚寺蔵富田荘絵図で東北部にあたる萱津宿を中心に甚目寺町の景観復元を行う。伝承によって、絵図で描かれる寺院をすべて確認することができた。また、甚目寺町周辺は、荘園・用水系統が錯綜する地域である。それは自然地形に規制されたものであり、史料では近世前期までしかさかのぼることはできない。しかし、中世の荘園(富田荘・海東荘)の史料と考古学的知見により、鎌倉・室町の再開発期に自然地形を利用して原型が形成された可能性が指摘できる。
加藤 博紀 2006「地籍図・史料から見た中世の甚目寺町」 『研究紀要』 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/22489
NAID :
都道府県 : 愛知県
時代 中世(細分不明)
文化財種別 史跡
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
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総覧登録日 : 2021-11-26
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この論文は下の刊行物の 122 - 127 ページ に掲載されています。

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