『画図 和漢舩用集』と林閬苑
Ezu Wakansenyōshū and Rin Ryōen
石沢 俊
( Ishizawa Shun )
『画図 和漢舩用集』は、大坂の船大工金澤兼光が家伝の資料に基づいて著した「船の百科事典」。当館所蔵本は明和3年 (1766) の初版本だが、挿図を担当したのが、当時の大坂画壇で重要な絵師の一人である林閬苑 (生没年不詳) である。中国絵画に強い関心を抱いていたと伝えられる閬苑による挿図は、単なる船事典とは一線を画そうとする意図と、中国絵画学習の一面を垣間見ることができる。
NAID :
都道府県 :
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース :
総覧登録日 :
2021-11-22
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation ... 開く