渡辺鶴洲研究資料補遺 ー『歴代画家提要』を中心にー
On the works of Watanabe Kakusyū(1778~1830), Academic Painter in Nagasaki, Supplement ーMainly on his literary work ‟Rekidai-Gaka-Teiyō” ー
成澤 勝嗣
( Narusawa Katsushi )
江戸時代の長崎にあって、唐絵目利-輸入される中国画の鑑定や評価を職務とする地役人-をつとめた画人・渡辺鶴洲(一七七八-一八三〇)については、かつて本紀要の第五号において、紹介を試みたことがある。今回はそれに引き続き、前稿ではほんの一部分を引用したのみで、全容の検討は積み残しになっていた鶴洲の未紹介の著作『歴代画家提要』(東京都立中央図書館蔵・写本)を活字化することを第一の目的とし、加えて、その後に見出すことのできた若干の鶴洲関係資料を紹介している。中でも石崎融思とともに筆をとった「楚州禅師送別書画帖」(大雄寺蔵)は、鶴洲の詩・書・画をあわせて見ることができる資料として貴重である。
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2021-11-11
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