石造文化遺産の非破壊診断調査~実忠和尚御歯塔の適切な保存方法の検討~
荒木 徳人
( Araki Naruto )
華厳宗新薬師寺に所在する実忠和尚御歯塔は、数少ない古代石塔の一例である。この石塔は、江戸時代と明治時代に修復されており、当時の修復理念も見られる貴重な石造文化遺産である。しかし、現在は剥離や剥落、真砂土化などの損傷に加え、黒色や茶色の析出物も確認され、構造的不安が懸念されている。本研究では、実忠和尚御歯塔の適切な保存方法を検討するため、非破壊診断調査を行った。
荒木徳人 2025「石造文化遺産の非破壊診断調査~実忠和尚御歯塔の適切な保存方法の検討~」 『研究紀要』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/127400
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