後期清須城下町の復元的検討(2025年覚書)
鈴木 正貴
( Suzuki Masataka )
愛知県清須市に所在する清須城は大きく前期と後期に大別され、その構造が検討されてきた。本稿ではこのうちの後期清須城下町の構造を復元するために、これまでに約11万平方メートルの発掘調査成果を検討し直し、各調査地点での区画(屋敷)の性格を考察した。この結果、以前筆者が提示した区画分類案(鈴木1995)では収まりきらない多様な屋敷が存在し、さらなる総括的な検討が必要であることが明らかになった。
鈴木正貴 2025「後期清須城下町の復元的検討(2025年覚書)」 『研究紀要』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/127398
