国指定史跡浅間古墳の再検討
佐藤 祐樹
本論ではこれまでの静岡大学によって行なわれた詳細な測量調査成果を基点として海浜型前方後方墳である浅間古墳の最大の特徴である海側(南側)からの視認性の解釈にあたり基壇というものの存在を指摘することでこれまで示されてきた復元図と若干異なるものを提示した。今後、「浮島ヶ原ネットワーク」(佐藤 2018)に含まれる高尾山古墳や神明塚古墳、東坂古墳などの古墳もあり方も再検討し、東駿河 ・ 伊豆における前期古墳の歴史性をより重層的に
解釈していく必要があろう。
解釈していく必要があろう。
佐藤祐樹 2019「国指定史跡浅間古墳の再検討」 『富士市内遺跡発掘調査報告書』富士市埋蔵文化財調査報告
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/127035
