熊本県山鹿市湯の口横穴群出土の古墳時代人骨
松下 孝幸
分部 哲秋
佐伯 和信
弦本 敏行
1.今回の調査では合計23体の人骨が検出された。そのうち男性骨は2体、女性骨も2体、幼小児
骨(含成年)は4体で、残りの15体は性別を明らかにすることができなかった。
2.これらの人骨群は古墳時代後期に属する人骨群である。
3.今回人骨を検出した横穴では人骨はすべて攪乱を受けており、自然の状態を示すものは認められなかった。
4.保存状態が著しく悪く、大部分の骨は取り上げることすらできなかったが、わずかl例ではあるが、女性の大腿骨体上部の計測ができた。この例は骨体が細く、かつ骨体上部は扁平であった。
骨(含成年)は4体で、残りの15体は性別を明らかにすることができなかった。
2.これらの人骨群は古墳時代後期に属する人骨群である。
3.今回人骨を検出した横穴では人骨はすべて攪乱を受けており、自然の状態を示すものは認められなかった。
4.保存状態が著しく悪く、大部分の骨は取り上げることすらできなかったが、わずかl例ではあるが、女性の大腿骨体上部の計測ができた。この例は骨体が細く、かつ骨体上部は扁平であった。
松下孝幸,分部哲秋,佐伯和信,弦本敏行 1988「熊本県山鹿市湯の口横穴群出土の古墳時代人骨」 『湯の口横穴群2』山鹿市立博物館調査報告書
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/126894
