地域博物館を考える(2)-調査研究と普及啓発活動-
Consider of the regional museum 2: Research study and popularization activities
石原 正敏
( ISHIHARA Masatoshi )
新しい十日町市博物館(以下、「新博物館」)は、令和2(2020)年6月に開館した。新博物館の基本理念は、「市民・来館者と共に考え、活動し、成長する博物館」である。十日町市の多様で豊かな自然と歴史・文化について、市民・来館者と共に探求し、保全・継承し、その価値を国内外に発信することをビジョンとしている。新博物館は生涯学習の拠点であるとともに、情報発信の拠点という機能を有し、4つの使命を掲げて活動している。
本稿では、資料の収集整理、保管(収蔵)、調査研究、普及啓発という博物館機能の中から、市内の文化財調査、市史編さん事業、歴史文化基本構想策定事業、文化財保存活用地域計画策定事業などの調査研究を取り上げる。また、新博物館開館後の約5年間を振り返るとともに、旧博物館を含めた関係データを再整理し、新博物館の現状と課題について検討することを本稿の目的とする。博物館活動においては「調査研究」、「情報発信と公開」が喫緊の課題であり、文化財の保存と活用においても、多くの課題がある。それらを踏まえ、課題解決に向けた方向性や方法等について考察する。
本稿では、資料の収集整理、保管(収蔵)、調査研究、普及啓発という博物館機能の中から、市内の文化財調査、市史編さん事業、歴史文化基本構想策定事業、文化財保存活用地域計画策定事業などの調査研究を取り上げる。また、新博物館開館後の約5年間を振り返るとともに、旧博物館を含めた関係データを再整理し、新博物館の現状と課題について検討することを本稿の目的とする。博物館活動においては「調査研究」、「情報発信と公開」が喫緊の課題であり、文化財の保存と活用においても、多くの課題がある。それらを踏まえ、課題解決に向けた方向性や方法等について考察する。
石原正敏 2025「地域博物館を考える(2)-調査研究と普及啓発活動-」 『十日町市博物館研究紀要』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/126156
NAID :
都道府県 :
新潟県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
博物館学
テーマ
事業報告
他の電子リソース :
地域博物館を考える(2)-調査研究と普及啓発活動-
総覧登録日 :
2025-04-14
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