江俣八幡宮旧蔵の大久保長安書状について
倉恒 康一
旧江俣八幡宮(川本町田窪)に旧蔵されていた大久保長安発給の文書について紹介。慶長12年に大久保長安が武蔵国横山で執筆したと推定され、石見銀山の地役人に対して発給した手紙。文中に伊豆国の縄地金山、佐渡島の間山などの経営状況がみられ、大久保が遠隔地にいながら幕府直轄の諸鉱山の情報を的確に収集し、経営の指示を出していたことがうかがえる史料。
倉恒康一 2025「江俣八幡宮旧蔵の大久保長安書状について」 『世界遺産 石見銀山遺跡の調査研究15』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/125826
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