古龍で採集した陶磁器について
岩橋 孝典
戦国時代に石見銀山の銀鉱石積み出し港として機能した「古龍」で採集した陶磁器についての資料紹介。文献によると古龍は大内氏支配期の16世紀前半ごろに機能したとされ、慶長5(1600)年の文書では漁村化として記述される。採集した陶磁器では16世紀後半の青花皿が含まれることから、毛利氏支配下においても交易港として機能していた可能性が示された。
岩橋 孝典 2012「古龍で採集した陶磁器について」 『世界遺産石見銀山遺跡の調査研究2』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/124575