近代のビール瓶-盛岡市内出⼟・採集資料と市場流通資料の事例-
Modern Beer Bottles: A Case Study of Materials Excavated and Collected in Morioka City, Iwate Prefecture and Market Circulation Materials
津嶋 知弘
( TSUSHIMA Tomohiro )
国産ビールは明治初期の誕⽣から約150 年の歴史を持つが、その普及に重要な役割を持っていたのが、容器としてのガラス瓶であった。筆者はこれまで、遺跡発掘調査報告書で近現代ガラス瓶を掲載・報告してきた。
今回は、明治前半期の舶来ビールに始まり、⼤正、昭和前期戦時下までの近代ビール瓶について、年代根拠を明らかにしながら24 件の資料紹介を⾏った。明治・⼤正から昭和前期(戦時下)までの近代ビール瓶に着目し、盛岡市内遺跡出⼟資料、盛岡市内採集資料、及び筆者がオークションサイトやフリーマーケットサイト等で⼊⼿したビール瓶(市場流通資料)について事例を紹介し、近代考古学研究の⼀助としたい.
今回は、明治前半期の舶来ビールに始まり、⼤正、昭和前期戦時下までの近代ビール瓶について、年代根拠を明らかにしながら24 件の資料紹介を⾏った。明治・⼤正から昭和前期(戦時下)までの近代ビール瓶に着目し、盛岡市内遺跡出⼟資料、盛岡市内採集資料、及び筆者がオークションサイトやフリーマーケットサイト等で⼊⼿したビール瓶(市場流通資料)について事例を紹介し、近代考古学研究の⼀助としたい.