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九州地域の縄文時代貝輪について ̶東海地域からの視点̶

川添 和暁
九州地域の縄文時代・弥生時代では、貝輪風習が盛行する。本稿では、縄文時代の貝輪資料に焦点を当て、貝輪群の構造性を把握し、九州地域における縄文時代社会の共通性と地域性を追究する。地域・時期により主体となる貝種が異なることに加えて、ベンケイガイ製とフネガイ科製については独特な加工・装飾を施す事例が出現することを確認した。貝輪は女性との関係性が強い資料であることから、上記を指標とする貝輪群の範囲は、女性側の事情を色濃く示す当時の社会小地域を反映したものと考えられる。また、後期前葉を主体する九州地域から晩期を主体とする吉備地域・東海地域で出現する多数着装事例の出現は、現象の共通性の一方で、着装者の当時の社会的位置について各地域での位置づけが必要であるとした。
NAID :
時代 縄文 弥生
文化財種別 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類) 骨・歯・角製品 その他
学問種別 考古学
他の電子リソース :
総覧登録日 : 2023-07-18
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=和暁|last=川添|contribution=九州地域の縄文時代貝輪について ̶東海地域からの視点̶|title=研究紀要|date=2023-05-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131914|location=愛知県弥富市前ケ須町野方802-24|doi=10.24484/sitereports.131914|volume=24}} 閉じる
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この論文は下の刊行物の 59 - 76 ページ に掲載されています。

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