東北地方・縄文晩期の土偶(8)
Clay Figurine in the Tohoku Region of the Final Jomon Period(8)
金子 昭彦
( KANEKO Akihiko )
東北地方・縄文時代晩期土偶のデータ・ベース化の一環として今回は本稿(6)脱稿後に報告された新資料と(6)の遺漏分を扱うが、(7)ですでに扱った新資料を除く。長く報告が待望されていた青森県槻の木遺跡と宮城県山王囲遺跡の資料、青森県清水森西遺跡と岩手県川岸場Ⅱ遺跡の弥生時代中期資料が注目される。