清須城出土金箔押軒瓦の基礎的整理
鈴木 正貴
本稿では清須城から出土した金箔押軒瓦について、金箔の状態や施された位置などを整理して、瓦当面紋様の型式分類による相違をまとめた。その結果、大部分の瓦は凸面金箔が施されていたが、相対的に古いと考えられてきた軒丸瓦M151 型式と軒平瓦H111 型式などで凹面金箔が押されていることが明瞭となった。
鈴木正貴 2019「清須城出土金箔押軒瓦の基礎的整理」 『研究紀要』
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/119536
