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後川・中筋川埋蔵文化財発掘調査報告書3

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/9679
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.9679
引用表記 公益財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センター 1992 『高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書1:後川・中筋川埋蔵文化財発掘調査報告書3』公益財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センター
公益財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センター 1992 『後川・中筋川埋蔵文化財発掘調査報告書3』高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書1
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書名 後川・中筋川埋蔵文化財発掘調査報告書3
発行(管理)機関 (公財)高知県立埋蔵文化財センター - 高知県
書名かな うしろがわなかすじがわまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ3
副書名 具同中山遺跡群
巻次
シリーズ名 高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 1
編著者名
編集機関
公益財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人高知県文化財団埋蔵文化財センター
発行年月日 19920331
作成機関ID 39000
郵便番号 783-0006
電話番号 0888640671
住所 高知県南国市篠原1437-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
第1分冊:1898・1990年度
第2分冊:1991年度
所収論文
所収遺跡
遺跡名 具同中山遺跡群
遺跡名かな ぐどうなかやまいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 高知県中村市具同中山
所在地ふりがな こうちけんなかむらしぐどうなかやま
市町村コード 39207
遺跡番号 070052
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
19890508-19891215
19900426-19901128
調査面積(㎡)
9100
調査原因 中筋川河川改修
遺跡概要
種別
祭祀
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
晩期深鉢
特記事項 今回の調査は,具同中山遺跡群の中で1989・1990年に実施したものである。縄文時代から近世に亘る良好な資料を得ることができた。縄文時代の遺物は,晩期後半の中村Ⅱ式に相当する深鉢が出土している。弥生時代後期から古墳時代にかけては,祭祀跡を検出している。特に古墳時代においては,土師器,須恵器を中心とした祭祀跡を8ケ所検出しており,前回の調査とあわせて18ケ所となった。古墳時代を中心とする祭祀としては県下最大規模であり,貴重な資料を提供することができた。古代から中世にかけては,奈良時代が空白となっているが,平安時代頃から集落が出現し,火葬墓も検出している。鎌倉時代になると集落が最盛期をむかえており,掘立柱建物跡も数多く検出している。室町時代になると徐々に集落が散在し,小規模化してくる。さらに14世紀前半には方形の石組みの基礎をもった中世墓が出現してくる。この時期本遺構では墓地化が始まり大きな画期となっている。16世紀後半には,水田跡も広範囲になり建物跡も小規模化になり静閑な農村の景観を見ることができる。その後近世においても同様で水田地として現在に至っている。
種別
祭祀
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
後期壺
甕等
特記事項
種別
祭祀
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
土師器甕
高杯
脚付碗
手捏ね土器
土製有溝円板
模造鏡
勾玉
玉土錘
滑石製臼玉
叩き石
擦石等
特記事項
種別
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡29棟
土坑31基
溝跡8条
集石遺構25基
火葬墓1基
水田址
柵列1列
主な遺物
須恵器椀
土師器皿
羽釜
瓦質土器鍋
東播系コネ鉢
青磁椀
白磁椀
香炉
備前焼
緑釉陶器
灰釉陶器
瀬戸美濃系陶器
常滑焼
土製泥塔
砥石
石鍋
革帯装飾具
有孔石製品
金属製品
古銭等
特記事項 主な時代:古代から近世
遺跡名 具同中山遺跡群
遺跡名かな ぐどうなかやまいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 高知県中村市具同中山
所在地ふりがな こうちけんなかむらしぐどうなかやま
市町村コード 39207
遺跡番号 070052
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
19910509-19911024
調査面積(㎡)
2600
調査原因 中筋川河川改修
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
晩期深鉢
打製石斧
特記事項 今回の調査は1989年度から実施されて来た調査の最終年度に当り,縄文時代から中世に亘る良好な資料を得た。縄文時代の遺物は,打製石斧・台石・晩期の深鉢であり,標高1.5m付近からの出土である。弥生時代の遺物では,前期の綾杉紋を持つ高杯が出土しており,古いものは単独で,又,新しいものに付いては焼土や炭化物と共に出土する傾向にある。古墳時代の祭祀跡はSF19~21の3ケ所が存在する。SF19は,須恵器を中心とした祭祀跡であるが遺物は散在しており,祭祀の縁辺部であると考えられる。SF20・21は,土師器を中心とする祭祀跡であり,標高3.5m付近で検出された。古代・中世の遺物の多くは標高4.5m付近の遺物包含層2層からの出土であり,遺構は調査区の北西部分で200個に及ぶ柱穴群等を検出した。柱穴群に南接する土壙墓は火葬墓と考えられ,鎬蓮弁紋を持つ青磁碗が4個体,他に土師器鍋,白磁碗などが出土している。
種別
祭祀
時代
弥生
主な遺構
焼土
炭化物集積地点を中心とする祭祀跡
主な遺物
特記事項
種別
祭祀
時代
古墳
主な遺構
祭祀跡
主な遺物
土師器の甕
高杯
須恵器の甕
高杯
手捏ね土器
土製の勾玉
滑石製の臼玉
石器
特記事項
種別
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土師器の皿
羽釜
青磁碗
白磁碗
石鍋
常滑焼の甕
特記事項 主な時代:古代から中世
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
溝状遺構
土壙墓
柱穴
主な遺物
特記事項
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
集石遺構
石列遺構
主な遺物
特記事項
要約

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