原遺跡第4次発掘調査概要報告書
URL | https://sitereports.nabunken.go.jp/91796 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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DOI | http://doi.org/10.24484/sitereports.91796 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
引用表記 | 岩沼市教育委員会 2020 『宮城県岩沼市文化財調査報告書24:原遺跡第4次発掘調査概要報告書』岩沼市教育委員会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
岩沼市教育委員会 2020 『原遺跡第4次発掘調査概要報告書』宮城県岩沼市文化財調査報告書24 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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書名 | 原遺跡第4次発掘調査概要報告書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行(管理)機関 | 岩沼市 - 宮城県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書名かな | はらいせきだいよじはっくつちょうさがいようほうこくしょ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
副書名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻次 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ名 | 宮城県岩沼市文化財調査報告書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ番号 | 24 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編著者名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編集機関 |
岩沼市教育委員会
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発行機関 |
岩沼市教育委員会
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発行年月日 | 20200331 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作成機関ID | 04211 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
郵便番号 | 9892480 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 0223221111 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 宮城県岩沼市桜一丁目6番20号 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
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資料タイプ | Research Paper | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発掘調査報告 | 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所蔵大学(NCID) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
JP番号 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他の電子リソース |
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収論文 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収遺跡 |
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要約 | 原遺跡が所在する岩沼市玉崎地区は、『延喜式』に記載される「玉前駅家」、多賀城跡出土木簡にみられる「玉前剗」の比定地とされてきた。平成28 年度の圃場整備事業に伴う第1次調査では、掘方規模の大きい柱穴跡、美濃地方で生産されたと考えられる須恵器円面硯が発見され、また翌29 年度に実施した第2次調査では墨書土器や材木塀が発見されたことから、官衙関連施設の可能性が考えられるようになった。さらに平成30 年度に実施した第3 次調査では、主軸が真北方向となる桁行10 間、梁行3間の長舎が同位置で建て替えが行われていることが判明し、建物の機能した時期は8世紀前半から後半と考えられるなどの成果が得られ、さらに遺跡の重要性が高まった。 第4次調査では、初めてJR常磐線東側の地点で調査を実施した。調査は幅4 mのトレンチを3箇所設定して行ったが、第3次調査区に近い南側に設定した1トレンチ・2トレンチにおいて掘立柱建物跡が展開していることが明らかとなった。また、北側に設定した3トレンチでは竪穴建物跡が多く確認され、土地利用の一端が把握できた。遺物には須恵器円面硯をはじめ、墨書土器、刀子などの金属製品、砥石、鹿の角などが出土したほか、凝灰岩塊に文様を線刻した線刻礫も出土している。なお、第4次調査では遺構面が2時期存在していることが確認されたことから、この地が古代において地域の拠点であることを強く裏付けるものとなった。 |