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辰ヶ台遺跡・屋敷内遺跡・東城楽台遺跡他

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91693
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91693
引用表記 千葉市埋蔵文化財調査センター 2021 『千葉市昭和の森遺跡群3:辰ヶ台遺跡・屋敷内遺跡・東城楽台遺跡他』千葉市教育委員会
千葉市埋蔵文化財調査センター 2021 『辰ヶ台遺跡・屋敷内遺跡・東城楽台遺跡他』千葉市昭和の森遺跡群3
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書名 辰ヶ台遺跡・屋敷内遺跡・東城楽台遺跡他
発行(管理)機関 千葉市埋蔵文化財調査センター - 千葉県
書名かな たつがだいいせき・やしきうちいせき・ひがしじょうらくだいいせき た
副書名
巻次
シリーズ名 千葉市昭和の森遺跡群
シリーズ番号 3
編著者名
編集機関
千葉市埋蔵文化財調査センター
発行機関
千葉市教育委員会
発行年月日 20210329
作成機関ID 12100
郵便番号 2608730
電話番号 0432455960
住所 千葉市中央区問屋町1番35号 千葉ポートサイドタワー11・12階
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 辰ケ台遺跡
遺跡名かな たつがだいいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区小食土町848他
所在地ふりがな ちばしみどりくやさしどちょう848ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5339
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353112
東経(世界測地系)度分秒 1401702
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.519999 140.283888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19801020-19801126
19820607-19820630
19830704-19830806
19841001-19841025
調査面積(㎡)
3000
100
224
136
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡
主な遺物
縄文土器
石器(石鏃)
石器(磨石類)
貝類
獣骨
特記事項 縄文前期・関山式の集落の一部を調査、関山式土器多数出土。      
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
瓦塔
製鉄関連遺物(鉄滓)
製鉄関連遺物(羽口)
特記事項 奈良・平安時代の瓦塔、須恵器瓦鉢、灰釉陶器、製鉄関連遺物・鉄床石出土。
種別
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
土鍋
砥石
特記事項 中世末から近世の瀬戸美濃天目茶碗・備前茶入出土
遺跡名 屋敷内遺跡
遺跡名かな やしきうちいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区小食土町589他
所在地ふりがな ちばしみどりくやさしどちょう589ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5342
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353122
東経(世界測地系)度分秒 1401707
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.522777 140.285277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19811201-19820203
調査面積(㎡)
900
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
鉄製品(刀子)
鉄製品(鉄鏃)
土製品(柄杓状)
土製品(焼成粘土塊)
製鉄関連遺物(鉄滓)
製鉄関連遺物(羽口)
特記事項 奈良・平安時代の大規模集落の一部。多量の坏・皿類一括廃棄を伴う住居跡あり。畿内産模倣坏、「丈部」銘墨書土器、瓦鉢、香炉蓋。
種別
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
土錘
銭貨
特記事項 13世紀から19世紀の陶磁器出土。
遺跡名 東城楽台遺跡
遺跡名かな ひがしじょうらくだいいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区土気町33他
所在地ふりがな ちばしみどりくとけちょう33ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5306
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353126
東経(世界測地系)度分秒 1401701
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.523888 140.283611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810525-19820227
19830207-19830606
調査面積(㎡)
5000
4900
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
その他
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
円墳
主な遺物
土師器
須恵器
金属製品(大刀)
金属製品(鉄鏃)
特記事項 二重周溝の円墳を調査。土気古墳群中第2位の規模。
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡
掘立柱建物跡
主な遺物
土師器
須恵器
製鉄関連遺物(鉄滓)
特記事項 奈良・平安時代の大規模集落の一部を調査。
種別
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
銭貨
特記事項 15~16世紀中心の陶磁器多数出土
遺跡名 枯木台南遺跡
遺跡名かな かれきだいみなみいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区小食土町809他
所在地ふりがな ちばしみどりくやさしどちょう809ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5337
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353107
東経(世界測地系)度分秒 1401649
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.518611 140.280277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19820726-19820730
19840906-19840929
調査面積(㎡)
216
160
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
円墳
主な遺物
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡
主な遺物
土師器
特記事項 土師器ハケ調整甕(駿東甕)出土。
種別
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
特記事項
遺跡名 西平台遺跡
遺跡名かな にしひらだいいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区小食土町955他
所在地ふりがな ちばしみどりくやさしどちょう955ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5324
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353059
東経(世界測地系)度分秒 1401651
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.516388 140.280833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19820607-19820630
19840903-19840905
調査面積(㎡)
100
40
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
その他
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項 加曽利B式の釣手土器破片
種別
その他
時代
奈良
平安
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
特記事項
遺跡名 住吉遺跡
遺跡名かな すみよしいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区小食土町822他
所在地ふりがな ちばしみどりくやさしどちょう822ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5345
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353046
東経(世界測地系)度分秒 1401636
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.512777 140.276666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19830905-19831119
19841026-19850125
19841026-19850125
調査面積(㎡)
1600
310
1340
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
その他
時代
縄文
主な遺構
石器集中(石斧製作跡)
礫集中
主な遺物
縄文土器
石器(接合資料)
石器(叩石)
石器(台石)
石器(石鏃)
石製品(けつ状耳飾)
特記事項 縄文早期末の石器集中(石斧製作跡)を調査。早期中葉田戸下層式と前期前葉・関山式土器多数出土。後期前葉・堀之内1式の注口付浅鉢出土。縄文時代の礫集中あり。
種別
その他の生産遺跡
時代
奈良
平安
主な遺構
製鉄関連遺物集中
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
特記事項 奈良・平安時代の鍛冶関連遺物集中を調査
種別
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
銭貨
砥石
特記事項 13世紀の中国産青磁出土
遺跡名 東住吉遺跡
遺跡名かな ひがしすみよしいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区小食土町1153-1他
所在地ふりがな ちばしみどりくやさしどちょう1153-1ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5346
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353039
東経(世界測地系)度分秒 1401629
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.510833 140.274722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19840205-19840307
調査面積(㎡)
175
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
その他
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
石器(石皿)
石器(打製石斧)
石器(磨石類)
特記事項 縄文時代早期前葉~前期前葉の土器、礫多数出土
種別
その他
時代
奈良
平安
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
遺跡名 東住吉南遺跡
遺跡名かな ひがしすみよしみなみいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市緑区小食土町1101他
所在地ふりがな ちばしみどりくやさしどちょう1101ほか
市町村コード 12105
遺跡番号 5397
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353040
東経(世界測地系)度分秒 1401625
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.511111 140.273611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19820419-19830205
調査面積(㎡)
8000
調査原因 千葉市昭和の森整備
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡
掘立柱建物
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
緑釉陶器
石製品(石帯)
土製品(紡錘車)
製鉄関連(鉄滓)
製鉄関連(羽口)
特記事項 平安時代の建物群を検出、大半は途中で中止。墨書土器多数。香印盤、石帯2点出土。
要約  千葉市緑区小食土町・土気町・小山町地先の千葉市昭和の森整備に伴う発掘調査報告の4冊目である。公園整備は旧地形を活かしており、遺跡の大半は公園の地下に保存されている。部分的な調査が多いが、房総の三大水系が交わり二つの自然道が交差する交通や狩猟活動の枢要の地について土地利用の歴史が明らかになった。
<辰ケ台遺跡>昭和55・58・59年度の確認・本調査の結果を所収。縄文時代は前期関山式期の住居跡2軒、遺構外出土の縄文土器多数(関山式が大半)、コハクの剥片等が出土。奈良・平安時代は8世紀初頭の住居跡2軒ほかを調査、遺構外出土の須恵器瓦鉢や東海産灰釉陶器、瓦塔、製鉄関連遺物がある。中世末~近世初頭の瀬戸美濃天目碗、備前茶入が出土した。
<屋敷内遺跡>昭和56年度の本調査結果を所収。奈良・平安時代の大規模集落の一画を調査。8・9世紀の住居跡20軒、一部は10世紀に下る可能性あり。多量の一括廃棄遺物を伴う1軒は坏・皿が多く、香炉・灯明具・「丈部」銘墨書・柄杓状土製品・焼成粘土塊を含む。11軒から鍛冶関連遺物が出土した。13世紀の常滑片口鉢が多数出土した。
<東城楽台遺跡>昭和56~58年度の本調査結果を所収。縄文時代はメノウ製玉が出土。二重周溝と横穴式石室をもつ土気古墳群の盟主墳を調査。古代大集落の一部を調査、8世紀後半~9世紀主体の住居跡7軒・建物跡2棟。
<枯木台南遺跡>昭和57・59年度の確認・本調査結果を所収。円墳1基、7世紀末~8世紀初頭の住居跡1軒。「駿東型甕」類似のハケ調整甕出土。
<西平台遺跡>昭和57・59年度の確認調査結果を所収。縄文土器、9・10世紀の土器が出土。
<住吉遺跡>昭和58・59年度の確認・本調査結果を所収。縄文土器多数、早期前葉~前期末、中期後半~晩期終末が連続し長期断続的な土地利用を示す。関山式期中心、沈線文、条痕文、堀之内式も良好な資料。石斧製作跡から打ち割った礫・叩石・台石と早期末土器が共伴。石製けつ状耳飾出土。13世紀の中国産青磁出土。
<東住吉遺跡>昭和53年度の確認調査結果を所収。早期前葉~前期前葉、後期前葉~中葉主体の縄文土器多数。
<東住吉南遺跡>昭和57年度の確認調査結果を所収。8~10世紀の住居跡3軒と掘立柱建物群を調査。墨書土器多数。瓦多数、須恵器脚付盤(香印盤)、石帯出土。
<他の遺跡>荻生道遺跡の報告漏れ遺物を掲載(土製紡錘車、青銅製蛇尾、鉄製鎌・刀子・紡錘車)。土気城跡出土のかわらけを掲載、13世紀台に遡る可能性を示す。

<縄文時代>縄文土器は早期初頭~前期前葉が圧倒的に多く、沈線文・関山式が充実する。撚糸文~関山、浮島・諸磯~阿玉台Ⅰb、加曽利E式前後半、堀之内1式期、加曽利B2式期の土地利用を示す。土気遺跡群は県内有数の草創期~関山式期遺跡の宝庫だが、狩猟活動枢要地において陥し穴や石鏃はごく少なく、二つの自然道の交差点付近は関山式期の集落以外は、半径500mの範囲には土器や礫さえ少なかった。稠密な遺跡分布は当地を空白地とするドーナツ状であったことが判明した。
<古墳時代>土気地区の特徴である弥生~6世紀前半の空白と6世紀後半以降の土器出土を確認できた。東京湾側と九十九里側の二大勢力を結びつけるための大規模開発によるものと考えられている。東城楽台1号墳は二つの地域を最短で結ぶ生実-土気-武射ルート上にある盟主墳と目され、7世紀代の年代を与えることができた。
<奈良・平安時代>黒ハギ・東城楽台・屋敷内とつながる土気地区最大の集落域の一画の内容が明らかになった。東住吉南は建物と墨書土器の数が突出しており鹿子遺跡群に連なると推定される。仏教関連遺物が多く、上総国分寺造営の一端を担った国境の集落群の様相が明らかになった。
<中・近世>13世紀の遺物が確認され中世前半の生活の痕跡が追加された。近世遺物は16世紀末から幕末までまんべんなく出土。16世紀末~17世紀中葉志野釉皿は各遺跡から出土している。圧倒的に陶器が多いが、東城楽台遺跡の17世紀後半の瓶や18世紀後半の色絵碗など古い段階の高級磁器もみられた。少量だが肥前陶器がみられ江戸近郊に流通したことがわかる。19世紀には大堀相馬や飯能など東日本各地の製品が確認できた。

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